====== 慢性腎臓病 (CKD) が急激に悪化した経緯🐶😢 ======
{{:dog:red-riding-hood-2197756.jpg?420|天使👼のような悪魔👿}}\\
[[https://pixabay.com/ja/photos/%e8%b5%a4%e3%81%9a%e3%81%8d%e3%82%93-%e3%81%8a%e3%81%a8%e3%81%8e%e8%a9%b1-%e6%a3%ae%e6%9e%97-2197756/|赤ずきん おとぎ話 森林 - Pixabayの無料写真]] より\\
===== 意図して動物の悪化を狙う医療行為について法律の観点から...🤔 =====
飼い主は獣医師に自分のペットの治療を依頼することにより、獣医師と飼い主との間にペットの治療を目的とした診療契約が成立する🤔\\
診療契約は民法 656 条「法律行為でない事務の委託」の準委任契約である🧐\\
飼い主に対し虚偽や誤魔化しの進行内容の説明、または、飼い主が正常な判断を下すのに十分ではない医療情報の開示については、準委任契約上の説明義務違反であるため契約違反となる🤔\\
飼い主の家族👪であるペット🐶🐱が体調不良にある状況下では、獣医師は飼い主が心理的に弱い立場であることに十分に配慮して、わかりやすい説明や金額の提示も含め飼い主に事前の同意を得ながら診療を進めるべきである🤔\\
**ペットとインフォームド コンセントの重要性**\\
[[https://jvma-vet.jp/about/pdf/3-2.pdf|日本獣医師会の「インフォームド・コンセント徹底」宣言]] (平成11年9月14日 記者発表)\\
[[https://jvma-vet.jp/about/clinical.html|動物臨床の行動規範|公益社団法人日本獣医師会]]\\
[[https://jvma-vet.jp/about/projects/chikai_pdf/2-1.pdf|小動物医療の指針]] (pdf)\\
[[https://jvma-vet.jp/about/projects/chikai_pdf/2-2.pdf|産業動物医療の指針]] (pdf)\\
[[https://www.sn-hoki.co.jp/shop/f/img/items/pdf/sample/0599.pdf|新日本法規 獣医療過誤訴訟で説明義務違反があったと認定される場合は]] ({{:dog:0599.pdf|pdf}})\\
ペット🐶🐱を意図的に悪化させて通院回数や期間を伸ばすような行為は、治療を目的とする診療契約では悪質な契約違反行為であるため返金の対象である😥\\
契約違反行為が疑われる場合は、ボイスレコーダーで録音することをおすすめする🤔\\
言葉を喋らないペット🐶🐱に、飼い主に理解が難しい専門知識の悪用と虚偽の説明による誤魔化しで、意図して動物たちの悪化を狙う悪質で卑劣な行為は、動物虐待医療と言わざるを得ない😔\\
=== 動物の愛護及び管理に関する法律 ===
第 44 条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は 1 年以下の懲役又は 100 万円以下の罰金に処する。\\
2 愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行った者は、50 万円 以下の罰金に処する。\\
3 愛護動物を遺棄した者は、50 万円以下の罰金に処する。\\
[[https://www.env.go.jp/council/14animal/y140-20/ref03.pdf|動物の愛護及び管理に関する法律 - 環境省]] ({{ :dog:ref03.pdf |pdf}}) より\\
[[https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/3_contact/inquiry/|環境省_動物愛護管理行政に関するお問合せ窓口 [動物の愛護と適切な管理]]]\\
電話番号:[[tel>0120-323-750]] (受付時間:9時30分~18時00分 ※土日祝日及び12月29日~1月3日を除く)\\
\\
愛護動物の虐待等については下記連絡先へ情報提供‼️\\
[[https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/3_contact/reportcruelty/|地方自治体動物虐待等通報窓口一覧]]\\
※病院名、病院の住所、担当医、悪化の処置内容、日付を伝えて、法律の第何条に抵触しているかなどを環境省で確認した上で、動物病院の所在地の管轄警察署👮へ行くよう環境省に言われます🤔 (交番はこの法律に詳しくないのでダメ🙅♂️です)\\
===== 慢性腎不全の診断で 1 週間もの入院になったブラ男氏🐶 =====
{{:dog:img_20240807_073844.jpg?240|治療中のブラ男氏🐶 001}}
{{:dog:img_20240807_073918.jpg?240|治療中のブラ男氏🐶 002}}
{{:dog:img_20240807_073913.jpg?240|治療中のブラ男氏🐶 003}}
{{:dog:img_20240807_073937.jpg?240|治療中のブラ男氏🐶 004}}
{{:dog:img_20240807_073940.jpg?240|治療中のブラ男氏🐶 005}}
\\
治療中のブラ男氏🐶 2023/06/27\\
===== 薬剤性腎障害とよく使われる悪化の手口🤔 =====
何故、獣医師たちは薬剤性腎障害を狙うのか?🤔\\
腎臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれているは、機能低下しても自覚症状が現れにくいから...🤔\\
腎臓の病気は悪化すると回復しにくく、透析(動物🐶😺の場合は皮下点滴💉がほとんど)や移植手術が必要になる可能性がある😓\\
悪化を狙ってもバレないと思ってやっているから、言い訳をたくさん用意してる😒\\
動物🐶😺たちが生きている間は、飼い主に点滴💉の輸液パックや注射針が山ほど売れる🤔\\
さらに、輸液パック 500ml の薬価は 200円台であるにも関わらず、パックだけで 5,000円だと言う動物病院まで現われた😒\\
タダの電解水で 20倍の金額も取らないとならないくらいに、真っ当に稼げる腕💪がないのか⁉️😥\\
もちろん、良心的な価格で販売する動物病院も見つけてあります🐶😊\\
老犬🐶の場合は年齢的に腎臓機能が衰えているので、追い討ちをかけるように薬剤性腎障害を狙えば衰えなのか薬剤性なのかが判断しにくいので、それを利用して意図的に悪化させ通院の回数を増やす悪質な手口は山ほど存在する🐶😥\\
実際に行われた行為を、エビデンスとともに説明する🤔\\
飼い主も家族👪であるペット🐶🐱たちが病気になったら、他人に任せっきりにせず、私たちも正しい知識を身につけるべきである🤔\\
人間の 1/10 サイズで 4倍歳をとる動物たちは、将来に役に立つ正しい健康の知識を、学ぶ貴重な機会をたくさん与えてくれる🐶😊\\
==== 薬剤性腎障害の原因となる薬物 ====
**表 2 腎機能障害の病態と要因およびその原因となる薬物**\\
^ 薬物による腎病態 ^ 障害に関わる要因 ^ 原因となる薬物分類名 ^ 主な薬物名 (一般名) ^
| 腎前性障害(急性腎不全) | 腎細動脈の血流量(RBF)低下 | 免疫抑制薬 | [[keg>シクロスポリン]]、[[keg>タクロリムス水和物]] |
| ::: | ::: | アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬 | [[keg>カプトプリル]]、[[keg>エナラプリル]]、[[keg>リシノプリル]]など |
| ::: | ::: | アンジオテンシン II 受容体 | [[keg>ロサルタンバルサルタン]]、[[keg>カンデサルタンシレキセリル]]など |
| ::: | ::: | 拮抗薬 | |
| ::: | ::: | 非ステロイド抗炎症薬 | [[keg>イブプロフェン]]、[[keg>ケトプロフェン]]、[[keg>ロキソプロフェン]]、[[keg>インドメタシン]]など |
| ::: | ::: | 造影剤 | [[keg>イオプロミド]]、[[keg>イオパミドール]]、[[keg>イオヘキソール]]など |
| ::: | ::: | 抗血小板薬 | [[keg>チクロピジン]] |
| ::: | ::: | 血管拡張薬 | [[keg>ヒドララジン]] |
|
||||
| 尿細管機能障害(急性腎不全) | 薬物による尿細管機能への直接的障害 | βラクタム系抗生物質 | [[keg>アンピシリン]]、[[keg>アモキシシリン]]、[[keg>セファロチン]]、[[keg>セファゾリン]]など |
| ::: | ::: | アミノグリコシド系抗生物質 | [[keg>ストレプトマイシン]]、[[keg>カナマイシン]]、[[keg>ゲンタマイシン]]、[[keg>トブラマイシン]]など |
| ::: | ::: | カルバペネム系抗生物質 | [[keg>イミペネム]]、[[keg>パニペネム]]、[[keg>ピアペネム]]など |
| ::: | ::: | グリコペプチド系抗生物質 | [[keg>バンコマイシン]]、[[keg>テイコプラニン]] |
| ::: | ::: | テトラサイクリン系抗生物質 | [[keg>ミノサイクリン]] |
| ::: | ::: | ニューキノロン系抗菌薬 | [[keg>ノルフロキサシン]]、[[keg>オフロキサシン]]、[[keg>シプロフロキサシン]]など |
| ::: | ::: | 抗真菌薬 | [[keg>アムホテリシン B]]、[[keg>ミコナゾール]]、[[keg>フルコナゾール]]など |
| ::: | ::: | 抗結核薬 | [[keg>リファンピシン]] |
| ::: | ::: | 抗悪性腫瘍薬 | [[keg>シスプラチン]]、[[keg>カルボプラチン]]、[[keg>メトトレキサート]]、[[keg>イホスファミド]]、[[keg>テガフール]]、[[keg>マイトマイシン C]]など |
| ::: | ::: | 免疫抑制薬 | [[keg>シクロスポリン]]、[[keg>タクロリムス水和物]] |
| ::: | ::: | 非ステロイド抗炎症薬 | [[keg>インドメタシン]]、[[keg>メフェナム酸]]、[[keg>イブプロフェン]]、[[keg>ロキソプロフェン]]など |
| ::: | ::: | 抗ウイルス薬 | [[keg>アシクロビル]]、[[keg>オセルタミビル]]など |
| ::: | ::: | 抗てんかん薬 | [[keg>カルバマゼピン]] |
| ::: | ::: | 浸透圧利尿薬 | [[keg>マンニトール]] |
| ::: | ::: | 造影剤 | [[keg>イオプロミド]]、[[keg>イオメプロール]]、[[keg>イオパミドール]]、[[keg>イオヘキソール]]など |
|
||||
| 腎後性障害(急性腎不全) | 尿細管腔内での薬物析出による\\ 閉塞性障害 | 抗悪性腫瘍薬 | [[keg>メトトレキサート]] |
| ::: | ::: | サルファ剤 | [[keg>サラゾスルファピリジン]](スルファサラジン) |
| ::: | ::: | カリウム保持性利尿薬 | [[keg>トリアムテレン]] |
| ::: | ::: | 抗ウイルス薬 | [[keg>インジナビル]] |
|
||||
| 電解質代謝異常 | 遠位尿細管障害 | サイアザイド系利尿薬・サイアザイド系類似薬 | [[keg>ヒドロクロロチアジド]]、[[keg>トリクロルメチアジド]]、[[keg>メチクラン]]、[[keg>メフルシド]]など |
| ::: | ヘンレループ上行脚障害 | ループ利尿薬 | [[keg>フロセミド]]、[[keg>ブメタニド]]、[[keg>ピレタニド]]、[[keg>トラセミド]] |
| ::: | 遠位尿細管・集合管障害 | カリウム保持性利尿薬 | [[keg>スピロノラクトン]]、[[keg>トリアムテレン]]、[[keg>カンレノ酸カリウム]] |
| ::: | 近位尿細管・集合管障害 | 浸透圧利尿薬 | [[keg>マンニトール]]、[[keg>グリセリン]] |
| ::: | 近位尿細管障害 | 炭酸脱水酵素阻害薬 | [[keg>アセタゾラミド]] |
|
||||
| ネフローゼ症候群 | 糸球体基底膜障害によるタンパク質透過性亢進 | 抗リウマチ薬 | [[keg>ペニシラミン]]、[[keg>金チオリンゴ酸ナトリウム]]、[[keg>オーラノフィン]]、[[keg>ブシラミン]] |
| ::: | ::: | 非ステロイド抗炎症薬 | [[keg>メフェナム酸]]、[[keg>イブプロフェン]]、[[keg>ケトプロフェン]]、[[keg>ナプロキセン]]、[[keg>インドメタシン]]など |
| ::: | ::: | アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬 | [[keg>カプトプリル]]、[[keg>エナラプリル]] |
|
||||
| 腎性尿崩症 | 尿細管における抗利尿ホルモン(ADH)の受容体障害 | 抗躁薬 | [[keg>炭酸リチウム]] |
| ::: | ::: | 全身麻酔薬 | [[keg>セボフルラン]] |
| ::: | ::: | 抗リウマチ薬 | [[keg>ロベンザリット二ナトリウム]] |
|
||||
| 低ナトリウム(低浸透圧)血症 | ADH 分泌異常症候群(SIADH)による体内水分の貯留 | 抗悪性腫瘍薬ビンカアルカロイド | [[keg>ビンクリスチン]]、[[keg>ビンブラスチン]]、[[keg>ビンデシン]]など |
| ::: | ::: | 抗てんかん薬 | [[keg>カルバマゼピン]]、[[keg>バルプロ酸ナトリウム]] |
| ::: | ::: | 抗悪性腫瘍薬アルキル化薬 | [[keg>イホスファミド]]、[[keg>シクロホスファミド]](注射製剤) |
|
||||
| 薬物(過敏)性間質性腎炎 | アレルギー反応による免疫性機序を介する間質障害 | βラクタム系抗生物質 | [[keg>アンピシリン]]、[[keg>セファロチン]]、[[keg>セファゾリン]]など |
| ::: | ::: | 非ステロイド抗炎症薬 | [[keg>イブプロフェン]]、[[keg>ケトプロフェン]]、[[keg>ロキソプロフェン]]、[[keg>インドメタシン]]など |
| ::: | ::: | サルファ剤 | [[keg>サラゾスルファピリジン]](スルファサラジン) |
| ::: | ::: | ニューキノロン系抗菌薬 | [[keg>シプロフロキサシン]]、[[keg>オフロキサシン]]、[[keg>レボフロキサシン]]、[[keg>エノキサシン]] |
| ::: | ::: | 抗結核薬 | [[keg>リファンピシン]] |
| ::: | ::: | テトラサイクリン系抗生物質 | [[keg>ミノサイクリン]] |
| ::: | ::: | 消化性潰瘍治療薬 | [[keg>オメプラゾール]]、[[keg>ラベプラゾール]]、[[keg>シメチジン]]、[[keg>ラニチジン]]、[[keg>ファモチジン]]など |
| ::: | ::: | 抗てんかん薬 | [[keg>バルプロ酸ナトリウム]] |
|
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| 横紋筋融解症による二次性急性腎不全 | 筋細胞障害により遊出したミオグロビンによる尿細管障害 | 高脂血症治療薬 | [[keg>プラバスタチン]]、[[keg>シンバスタチン]]、[[keg>クロフィブラート]]、[[keg>ベザフィブラート]]など |
| ::: | ::: | 抗てんかん薬 | [[keg>バルプロ酸ナトリウム]]、[[keg>ゾニサミド]] |
|
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| 高カルシウム血症による腎機能障害 | 腎カルシウム感受受容体刺激による水チャネル抑制および腎実質カルシウム沈着による尿細管機能障害 | 活性型ビタミン D3 製剤 | [[keg>アルファカルシドール]]、[[keg>カルシトリオール]]など |
|
||||
| 溶血性尿毒症症候群 | 腎糸球体におけるフィブリン様物質産生による腎不全 | 抗悪性腫瘍薬 | [[keg>マイトマイシン C]] |
|
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| 腎乳頭壊死 | 腎髄質部における血流量の低下 | 非ステロイド抗炎症薬 | [[keg>インドメタシン]]、[[keg>メフェナム酸]]、[[keg>イブプロフェン]]、[[keg>ロキソプロフェン]]など |
[[https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/127/6/127_6_433/_pdf|薬物による腎機能障害の病態と発症機序 - J-Stage]] ({{ :dog:127_433.pdf |pdf}}) より
\\
**腎機能低下をきたす薬剤性腎障害 表**\\
^ 経過 ^ 障害機序 ^ 種類 ^ 薬剤名 ^
| 急性腎不全 | 1) 急性尿細管壊死:尿細管細胞障害 | (1) 抗生物質 | [[keg>アミノグリコシド]]、[[keg>バンコマイシン]]、[[keg>アムホテリシン B]]、[[keg>セファロスポリン系]]、[[keg>イミペネム]] |
| ::: | ::: | (2) 造影剤 | |
| ::: | ::: | (3) 重金属 | プラチナ([[keg>シスプラチン]])、水銀 |
| ::: | 2) 前腎性:腎血流量減少 | (1) カルシニューリン阻害薬 | [[keg>シクロスポリン]]、[[keg>タクロリムス]] |
| ::: | ::: | (2) 造影剤 | |
| ::: | ::: | (3) 非ステロイド系抗炎症薬 | |
| ::: | ::: | (4) RA 系阻害薬 | [[keg>アンジオテンシンI|アンジオテンシン]]変換酵素阻害薬(ACEI)、[[keg>アンジオテンシンII|アンジオテンシンⅡ]]受容体拮抗薬(ARB) |
| ::: | ::: | (5) 高張浸透圧液 | [[keg>D-マンニトール|D-マンニトール]]、[[keg>低分子デキストラン]]、[[keg>濃グリセリン]] |
| ::: | 3) 急性間質性腎炎:免疫 | (1) 抗生物質 | [[keg>ペニシリン系]]、[[keg>セフェム系]]、[[keg>リファンピシン]]、[[keg>サルファ剤]] |
| ::: | ::: | (2) 非ステロイド系抗炎症薬 | [[keg>フェノプロフェン]]、[[keg>インドメタシン]]、[[keg>イブプロフェン]] |
| ::: | ::: | (3) 利尿薬 | [[keg>サイアザイド系]]、[[keg>フロセミド]] |
| ::: | ::: | (4) H2 受容体拮抗薬 | [[keg>シメチジン]] |
| ::: | ::: | (5) その他の薬剤 | [[keg>アロプリノール]]、[[keg>カプトプリル]]、[[keg>フェニンジオン]]、[[keg>フェニトイン]]、[[keg>アザチオプリン]] |
| ::: | 4) 閉塞性:尿細管内閉塞、後腹膜線維症 | (1) 高尿酸血症白血病の化学療法時 | |
| ::: | ::: | (2) 胆嚢造影剤 | [[keg>テレパーク]] |
| ::: | ::: | (3) その他 | [[keg>メトトレキサート]]、[[keg>アシクロビル]]、[[keg>メチセルガイド]] |
| ::: | 5) 急性糸球体腎炎:免疫反応 | | [[keg>ペニシリン]]、[[keg>ヘロニン]]、[[keg>メタルカプターゼ|D-ぺニシラミン]] |
| ::: | 6) 動脈周囲炎:免疫反応 | | [[keg>アンフェタミン]]、[[keg>スルフォナミド]]、[[keg>ペニシリン]] |
| ::: | 7) 溶血性尿毒症症候群:免疫反応 | | [[keg>シクロスポリン]],[[keg>マイトマイシン C]] |
| 慢性腎不全 | 1) 慢性間質性腎炎 | | 鎮痛薬、[[keg>リチウム]]、[[keg>シスプラチン]]、鉛、カドミウム、放射線療法、ニトロソ尿素、[[keg>シクロスポリン]] |
| ::: | 2) 閉塞性 | | カルシウムとビタミン D 過剰投与、[[keg>アセタゾラミド]] |
[[https://jsn.or.jp/journal/document/54_7/0985-0990.pdf|腎機能低下をきたす薬剤性腎障害 - 日本腎臓学会]] ({{ :dog:0985-0990.pdf |pdf}}) より\\
==== 腎臓病の可能性を問わずに「コンベニア注射」を打って悪化させてしまった例 ====
[[https://www.vm.nval.go.jp/public/detail/9144|コンベニア注射💉 (動物用医薬品等データベース)]] のセフォベシンナトリウムは、第3世代のセファロスポリン系抗生物質です🤔\\
[[https://www.vm.nval.go.jp/public/detail/19400|セフォベクリア注射💉 (動物用医薬品等データベース)]] も存在するが、ジェネリックなので同じものである🤔\\
セファロスポリン系は、急性尿細管壊死(尿細管細胞障害) (日本腎臓学会より) を引き起こす😢\\
「飲み薬が飲めないなら、2週間効く抗生物質の注射💉 をするしかない」という説明だけでは、飼い主が十分に判断できる情報とは言えません🤔\\
何故なら、重大な副作用が起きたのに、注射の薬剤名すら分からないまま、家族👪であるペット🐶が何日も苦しんだからです😥\\
リスク説明が何もなされないまま注射するのは、副作用などが起きた場合に飼い主は判断が遅れ重大な悪化を招く原因になっている🐶😥\\
\\
{{:dog:img_20240808_181509.jpg?360|}}\\
2023/06/12\\
{{:dog:img_20240808_182249.jpg?360|}}\\
2023/06/20\\
==== 急性腎不全 1) 急性尿細管壊死:尿細管細胞障害 (日本腎臓学会) の内容の理解...🤔 ====
=== 急性腎不全 (表) ===
**1.発生機序**\\
**1) 急性尿細管壊死:尿細管細胞障害**\\
薬剤により尿細管が障害されると、腎機能低下が引き起こされる。\\
腎近位尿細管が直接に障害されやすく、抗生物質(アミノグリコシド、バンコマイシン、イミペネムやセファロスポリン系)、抗真菌薬(アムホテリシン B)、抗悪性腫瘍薬(シスプラチンなど)が知られている。\\
カルバペネム系のイミペネムは近位尿細管刷子縁膜に存在するデヒドロペプチダーゼⅠにより分解され、その代謝産物が尿細管を強く障害する。\\
アミノグリコシドは用量依存性に腎障害を生じさせる。\\
メガリン受容体を介してエンドサイトーシスにより近位尿細管に取り込まれ、最終的にライソゾームに蓄積され、ライソゾームの障害から水解酵素の放出を惹起し、その結果尿細管壊死に陥る。\\
セファロスポリン系抗菌薬は、近位尿細管基底膜側細胞膜に存在する有機アニオン輸送系により血中から尿細管上皮細胞内に入り、刷子縁膜における透過性が悪いために尿細管腔へほとんど分泌されないので、尿細管上皮細胞内に蓄積し、フリーラジカル(活性酸素)産生を介して近位尿細管を障害する。\\
また、抗悪性腫瘍薬シスプラチンは腎蓄積性が高いことで知られているが、近位尿細管の S3 部位尿細管上皮細胞に多く障害が存在する。DNA に直接結合して変性を促すことが主たる原因
と考えられるが、ミトコンドリアに作用し、ラジカル産生を促し、間接的に DNA を損傷させる機序も考えられる。\\
=== 要約 ===
[[https://jsn.or.jp/journal/document/54_7/0985-0990.pdf|腎機能低下をきたす薬剤性腎障害 - 日本腎臓学会]] ({{ :dog:0985-0990.pdf |pdf}}) より\\
コンベニア注射💉やセフォベクリア注射💉など、セファロスポリン系抗菌薬は腎臓で代謝される🤔\\
腎臓の近位尿細管基底膜側細胞膜に存在する、有機アニオン輸送系により血中から取り込まれるが、刷子縁膜(はけえんまく)における透過性が悪いために尿細管腔へほとんど排出されない🤔\\
そのため、尿細管上皮細胞内に蓄積し、有機アニオン輸送系の汲み出し側で排出困難となり、細胞が生命エネルギー源である ATP (アデノシン三リン酸)を生成する過程で活性酸素が過剰に発生し、活性酸素が細胞を破壊しはじめる😱\\
その結果、尿細管は壊死する🐶😥\\
\\
注射💉されたら最後、二度と取り返しのつかない、薬剤性腎障害を引き起こす😱\\
日本腎臓学会がそのような内容で日腎会誌 2012 に記載しているのに、獣医師たちは訴訟を覚悟して注射💉を打ってるのだろうか...🤔\\
=== 有機アニオン輸送系** (organic anion transpoter) とは...🤔 ===
薬物などの生体異物やその代謝物の多くは、有機アニオン (カルボキシル基や硫酸基など、負に荷電する官能基をもつ有機物質の総称) であり、生体にとって有害となる🤔\\
肝臓と腎臓 (近位尿細管) には、有機アニオンを体外に排出する仕組みがある🤔\\
この役割を担うのが **有機アニオン輸送体** (腎臓では OAT、肝臓では oatp) であり、肝細胞は類洞側膜の輸送体で血液から有機アニオンを細胞内に__取り込み__😋、それを胆管側膜の輸送体で胆汁中に__汲み出す__🤮\\
取り込み側😋の輸送体は oatp (organic anion transporting polypeptide)で、oatp1、oatp2、oatp3 が知られており、汲み出し側🤮の輸送体は ATP 分解エネルギーを必要とするポンプ🚒で、MDR1 (multidrug resistance 1)、MRP1 (multidrug resistance associated protein 1)、cMOAT (canalicular multispecific organic anion transpoter) が知られている🤔\\
これらの輸送体はいずれも基質選択性が低く、多種類の有機アニオンを輸送することができる😉\\
尚、先天性高ビリルビン血症の一つである Dubin-Johnson 症候群は cMOAT の欠損による🤯😇\\
医学生にもわかりやすい「📚人体の正常構造と機能」より...🧐\\
\\
アニオン性薬物および薬物代謝物を基質とする、典型的な薬物トランスポーターである🤔\\
参考文献「2.腎臓における有機アニオン輸送系」に詳しい説明が存在するが、ここでは腎臓内で薬物トランスポーターにより血中から尿細管上皮細胞内に取り込まれて代謝されるという理解でよい🤔\\
\\
しかし、__セファロスポリン系抗菌薬は日本腎臓学会がほとんど排出されないと記載__しているので、活性酸素が近位尿細管の細胞を破壊して壊死させる😥\\
日本腎臓学会の記載から考えると、動物医薬品の試験データすらあやしい可能性も否定できない...🤔\\
\\
* 参考: [[https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/117/3/117_3_177/_pdf/-char/ja|多選択性有機アニオントランスポーターファミリー(OAT family) の同定と薬物輸送における役割の解析]] ({{:dog:117_177.pdf|pdf}} 日薬理誌 117〜186 2001) 2.腎臓における有機アニオン輸送系\\
[[https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/physrev.00009.2021|Regulation of solute carriers oct2 and OAT1/3 in the kidney: a phylogenetic, ontogenetic, and cell dynamic perspective | Physiological Reviews | American Physiological Society]]\\
==== 腎臓病治療中のペットに「アミノグリコシド系抗生物質」が処方された例 ====
{{:dog:aminogurikosido_001.jpg?360|}}
{{:dog:aminogurikosido_002.jpg?360|}}\\
腎臓病のペットには処方してはいけない「アミノグリコシド系抗生物質」(2023/07/22)\\
\\
「ペットが舐めても安心」と言って処方する獣医師は、腎臓内部の尿細管壊死を引き起こすことを理解していないのだろうか?🤔\\
これは人間用の外用薬であり舐めることは想定されていないので、腎臓病治療中の舐めることが仕事のような老犬🐶に処方するべきではない。\\
さらに、これを処方した獣医師は患部をろくに見ないで包皮炎という診断をしており、あとで別の動物病院に確認したところ誤診であることが判明した😠\\
=== 気をつけるべき抗生物質 ===
- [[wwjp>アミノグリコシド系抗生物質|アミノグリコシド系抗生物質]]\\
{{:dog:gentamicin_300711.jpg?480|ゲンタマイシン 安全性試験データ}}
急性腎不全の原因となる急性尿細管壊死(尿細管細胞障害)を引き起こす😱\\
ペット🐶🐱の場合、誤診で十分なリスク説明がなされないまま処方されてしまうと、毎日塗りつづけても治らないので長期に舐めさせることになる。\\
人間でも薬の量に依存して問題が起きるので、投与量の調整が大切だとの記載が文献にはあるが、__ペットの場合は舐めてしまって体内に蓄積するのが一番の問題__である。(骨格筋の約400倍の濃度で腎皮質に残留)\\
\\
[[https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/iken-kekka/kekka.data/pc_hisiryou_gentamicin_300711.pdf|ゲンタマイシン 2018年月7月 - 食品安全委員会肥料・飼料等専門調査会 安全性試験データ]] ({{ :medical_science:pc_hisiryou_gentamicin_300711.pdf |pdf}}) より\\
\\
人間の場合は最近、抗生物質も多様化しているので、腎機能障害のある場合には使わなくなっている。\\
腎臓病のペットが本当に包皮炎である場合は、抗生物質ではないウコンとオオバクが主原料で安全な殺菌化膿止めの塗り薬が漢方薬局から購入できる🐶😊\\
[[https://www.zaiseido.co.jp/product/search.cgi?action=view_id&p_page_id=1&s_id=41|ワグラス 軟膏 S 20g]]\\
{{:dog:img_20240808_205056.jpg?360|ワグラス 軟膏 S 20g}}\\
ウコンには殺菌作用があり、オウバクは下痢止めだが殺菌作用がある🤔ウコンとオウバクは炎症も鎮める。\\
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、鼻炎🤧から来る鼻水も鎮める抗ヒスタミン薬で塗り薬の場合は痒みを鎮める。\\
スルファジアジンは、サルファ剤で抗生物質ではない化学合成された殺菌剤である😉\\
- [[wwjp>Β-ラクタム系抗生物質|βラクタム系 (ペニシリン系) 抗生物質]]\\
アレルギー性の急性尿細管間質性腎炎を起こす。\\
薬の量ではなくアレルギーで起こり、発熱、発疹、関節痛などの全身症状を伴う。\\
\\
**歯周炎でアモキクリアを処方された例** (2023/01/21)\\
アモキクリアはペニシリン系抗生物質である🤔\\
日本腎臓学会の文献によれば、急性間質性腎炎(免疫学的、炎症性)を引き起こす😱\\
{{:dog:amokikuria_001.jpg?360|アモキクリア 001}}
{{:dog:amokikuria_002.jpg?360|アモキクリア 002}}
{{:dog:amokikuria_003.jpg?360|アモキクリア 003}}
アモキクリアは歯周炎・歯周病にはぜんぜん効かない😞
アモキシシリン(アモキクリアなど)やセファレキシン(セファクリアなど)は特殊な例でないと効かないので、多くの動物病院では同じクリンダマイシン(ビルデンタマイシン)なのではないかと参考文献に記載されています。\\
\\
新しい病院でアモキクリアはどのような場合に処方されますか❓と聞いとみたが、肛門腺が破裂した動物の治療や、お腹の手術をした動物に使う場合があるが、歯周病には使わないとのことでした🤔 (2024/09/02 追記)\\
在庫はあるのにいちいち私が医学文献や論文を調べて聞いてみないと、一発で効くお薬が出てこない何故だ‼️😠 (2023/01/25)\\
{{:dog:birudenta_001.jpg?360|ビルデンタマイシン 001}}
{{:dog:birudenta_002.jpg?360|ビルデンタマイシン 002}}
ビルデンタマイシンが処方できるか再度聞きにいったところ処方された😒\\
01/25に処方して貰い01/27には論文と採用してる獣医師が言う通り、確かに高齢犬🐕の原因菌を殺菌して口臭を消している🤔\\
口臭がほとんど消えてわからないくらいに効いてる😅\\
* 参考: [[https://www.twmu.ac.jp/NEP/yakuzaisei-jinshougai.html|薬剤性腎障害|東京女子医科大学病院 腎臓内科]]\\
[[https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32080231/|Inhibition of Porphyromonas gulae and periodontal disease in dogs by a combination of clindamycin and interferon alpha - PubMed]] [[gtr>https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32080231/|翻訳: クリンダマイシンとインターフェロン アルファの併用による犬の Porphyromonas gulae と歯周病の抑制 - PubMed]]\\
[[https://hara-ah.org/2024/06/13/%E7%8A%AC%E3%81%AE%E6%AD%AF%E5%91%A8%E7%97%85%E3%81%AE%E5%86%85%E7%A7%91%E7%9A%84%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%80%80%EF%BD%9E%E6%8A%97%E7%94%9F%E5%89%A4%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%AA/|犬の歯周病の内科的治療・ケア ~抗生剤とエリスリトール~ - はら動物病院]] (2024年6月13日)\\
===== コンベニア注射💉の副作用と悪夢の65日間のはじまり...😥 =====
コンベニア注射の主成分セフォベシンナトリウム(以下セフォベシン)は、第3世代のセファロスポリン系抗生物質である🤔\\
日本腎臓学会の文献{{ :medical_science:0985-0990.pdf |「腎臓機能低下をきたす薬剤性腎障害」}}の表にもあるように、セファロスポリン系は急性尿細管壊死(尿細管細胞障害)によって腎機能低下を引き起こす薬剤の一つである。\\
\\
この薬剤を既に腎臓機能が低下してきている15歳にもなる高齢犬🐶に注射💉すると何が起こるのか❓🤔\\
医師ではない我々はかなり詳しく説明されないとなかなか理解が難しいかもしれないが、高齢犬🐶の腎臓機能低下に追い討ちをかけて悪化させる行為であることは容易に想像できるのではないかと思う🤔\\
\\
「お口の中の腫れ👄で食欲がなくお薬💊が飲めないなら、2週間効く抗生物質の注射💉しかない」そんな説明では我々はコンベニア💉だということすら理解できない😥(あとから別の病院の獣医師に確認したところ、2週間効く抗生物質の注射💉として存在しているのはコンベニア注射だけとのことです)\\
\\
さらに副作用などのリスク説明が何も無かったので、あとで私が調べてわかった内容をここにまとめておきます。\\
北米獣医コミュニティが運営する公式ジャーナルである TVP の文献(参考を参照)によると、セフォベシンでよく報告されている副作用には嘔吐、下痢、無気力、食欲減退、注射部位の炎症が起こる可能性があり、その影響は長引くことがある。\\
セフォベシンは長時間作用するため、下痢などの副作用は犬では最長 28 日間、猫では最長 42 日間続くことが報告されていて、薬剤が体から排出されるまでに最長 65 日かかることがあるため、この期間中は副作用がないか患者を監視する必要がある。注射部位の炎症や一時的な浮腫も、用量依存的に、また繰り返し注射した場合に発生することがある。\\
\\
そして、リスク説明を怠ると飼い主は副作用に気がつくことが出来ず、重大な判断を行うことに遅れをきたします...😞\\
大切な家族であるペット🐶😺の原因不明な不調に連日悩まされつづけ、情報不足による不安と不信感から眠れない日々を過ごすことになります😒\\
\\
これは海外の医学文献と海外のオーナー向け説明書の翻訳であるため、__自己責任で専門家の意見を良く聞いて__リスクを判断することを望みます🤔\\
※当方は如何なる損害が発生しても責任は負いかねます⚠️\\
{{:dog:conv_us_doc_001_org.png?360|添付文書にもとづく海外の医学文献 英語 001}}
{{:dog:conv_us_doc_001.png?360|添付文書にもとづく海外の医学文献 翻訳 001}}\\
{{:dog:conv_us_doc_002_org.png?360|添付文書にもとづく海外の医学文献 英語 002}}
{{:dog:conv_us_doc_002.png?360|添付文書にもとづく海外の医学文献 翻訳 002}}\\
{{:dog:img_20240815_134731.jpg?360|海外オーナー向け説明書 原文}}
{{:dog:img_20240815_134736.jpg?360|海外オーナー向け説明書 翻訳}}
* TVP (Today's Veterinary Practice) は NAVC (North American Veterinary Community - 北米獣医コミュニティ) の公式ジャーナルである。\\ 獣医学における査読済みの臨床情報の信頼できる情報源である🤔
* 参考:\\
[[https://todaysveterinarypractice.com/pharmacology/cefovecin-sodium-for-skin-and-soft-tissue-infections/|Cefovecin Sodium for Skin and Soft Tissue Infections | Today's Veterinary Practice]] [[gtr>https://todaysveterinarypractice.com/pharmacology/cefovecin-sodium-for-skin-and-soft-tissue-infections/|翻訳]]\\
[[https://www.zoetisus.com/products/petcare/convenia|Convenia® | Zoetis US]] {{ :dog:convenia-2022-pet-owner-brochure.pdf |コンベニア注射💉 説明書 飼い主向け(英語)}} {{ :dog:convenia-pi.pdf |コンベニア注射💉 説明書 医師向け(英語)}}\\
[[https://www.vm.nval.go.jp/public/detail/9144|コンベニア注 - 動物用医薬品等データベース]] {{ :dog:009144_conv_z007.pdf |コンベニア注射💉 説明書 日本語 2022.03改訂}}\\
[[https://vet.cygni.co.jp/include_html/pdf/attachment/DY08903.pdf|注射用セフォベシンナトリウム 添付文書]] {{ :dog:conv_201401.pdf |コンベニア注射💉 添付文書_コンベニア注_151210 医師向け 日本語 2014.1}}\\
[[https://www.maff.go.jp/nval/tenpubunsyo/pdf/conv_z005.pdf|ゾエティス・ジャパン株式会社 動物用医薬品 - 農林水産省]] {{ :dog:conv_z005.pdf |コンベニア注射💉 説明書 日本語 2015.12改訂}}\\
==== 腎臓内部の尿細管とは🤔 ====
[[wwjp>尿細管|]]、[[wwjp>近位尿細管|]]\\
{{:medical_science:u_m1_7.jpg?480|}}
腎尿細管 (Renal tubules)。\\
This work by Cenveo is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 United States\\ ([[http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/us/|]]).\\
[[https://pressbooks.ccconline.org/bio106/chapter/urinary-structures-and-functions/|Urinary Structures and Functions – Anatomy & Physiology]] より\\
{{:medical_science:u_m1_8.jpg?480|}}
ヘンレループ (Loop of Henle)。\\
This work by Cenveo is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 United States\\ ([[http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/us/|]]).\\
[[https://pressbooks.ccconline.org/bio106/chapter/urinary-structures-and-functions/|Urinary Structures and Functions – Anatomy & Physiology]] より\\
===== 尿毒症がつづくと脱毛症になる =====
見ていて可哀想なくらいどんどん毛は抜けて、とうとうお尻の方は丸ハゲになりました🐶😢\\
ペットの脱毛🐶😥の原因はいろいろありますが、腎臓病の場合は体内の毒素が排泄されずに蓄積していると、毛の成長に必要な栄養素が不足するとのことです🤔\\
麹発酵のビオチンだけでは足りてないようです🐶😞\\
\\
血中の尿素窒素の値が高い状態がつづくと、ふつうの生活が困難な状況なので、お散歩🐕もできなくなり食欲も低下する😢\\
静脈点滴💉などで速やかに尿素窒素の値を下げないと、生存率もどんどん下がっていきます😔\\
脱毛症については尿素窒素を下げてから、毛並みに関係する栄養を添加すると改善されました😀\\
\\
さらに改善して育毛するには、地竜🐲の血栓溶解作用、ひよこ豆🐤粉の葉酸、ビタミンB7のビオチンで育毛を加速させます🐶😅\\
\\
{{:dog:img_20240815_113130.jpg?300|脱毛症 001}}
{{:dog:img_20240815_113136.jpg?300|脱毛症 002}}
* 参考:\\
[[https://kato-aga-clinic.com/aga-lab/alopecia-internal-disease/|内臓の病気で円形脱毛症が悪化?病気別対策と治療法徹底解説!-大阪AGA加藤クリニック]] (人間)\\
[[https://www.onishiskinclinic.com/blog/20231226.html|毛根は死滅する!?毛根の復活方法は? - 大西皮フ科形成外科医院]] (人間)\\
===== 悪意の獣医学👿と戦う⚔️方法は存在する...🐶🤔 =====
化学物質の強力な薬剤などの悪用による、意図的な悪化に立ち向かう方法とは...🤔\\
今のところ人間の医師👨⚕️のレベルをはるかに超えて、ガンや肺結核の末期患者を何年も治療している、国際資格を持つ信頼できる専門家に頼るしかない🐶😊\\
私はその方法で、腎臓病、僧帽弁閉鎖不全症、歯周病、うつ病、脱毛症、糖尿病、認知症、てんかん発作、膵臓ガン、外科手術では切断するしかない腕などの温存方法など、中医学での様々な治療方法を知ることができた🐶😊\\
動物を見られる国際中医師、国際中医専門がなかなか見つからないかもしれないが、以下の文献にまとめた専門家は全国対応をしている🐶😍\\
まとめた内容を元に、お近くの国際中医専門員に相談することも可能かもしれない🤔\\
[[dog:kanpo_susume|漢方煎じ薬専門薬局、漢方薬局のすすめ🐶🐱🐘🐔🐰]]\\
===== 参考文献 =====
[[https://www.twmu.ac.jp/NEP/yakuzaisei-jinshougai.html|薬剤性腎障害|東京女子医科大学病院 腎臓内科]] [2024/04/16]\\
[[https://jsn.or.jp/journal/document/54_7/0985-0990.pdf|腎機能低下をきたす薬剤性腎障害 - 日本腎臓学会]] ({{ :medical_science:0985-0990.pdf |pdf}}) [日腎会誌 2012;54(7):985-990]\\
[[https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/iken-kekka/kekka.data/pc_hisiryou_gentamicin_300711.pdf|ゲンタマイシン 2018年7月 - 食品安全委員会肥料・飼料等専門調査会 安全性試験データ]] ({{ :medical_science:pc_hisiryou_gentamicin_300711.pdf |pdf}}) [2018/07, 平成30]\\
[[https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres/33/1/33_43/_pdf/-char/en|慢性腎臓病(CKD) 患者への歯科薬物療法 ———薬物動態学的考察—— J-Stage]] {{ :medical_science:33_43.pdf |pdf}} [Dental Medicine Research 33(1):43-50,2013]\\
[[https://www.sn-hoki.co.jp/shop/f/img/items/pdf/sample/0599.pdf|新日本法規 獣医療過誤訴訟で説明義務違反があったと認定される場合は]] ({{ :dog:0599.pdf |pdf}})\\
\\
[[https://pressbooks.ccconline.org/bio106/chapter/urinary-structures-and-functions/|Urinary Structures and Functions – Anatomy & Physiology]]\\
[[https://www.saibou.jp/column/847/|研究・開発の窓│血液脳関門や腎臓・肝臓のトランスポーター研究を進め、薬物動態や相互作用を予測する 楠原洋之 東京大学大学院教授|細胞.jp]]\\
==== 付録 ====
[[tw>tomoyan596sp/status/1616723157393571843|ぜんぜん大した事なかったわ~ん🐶😅
でも、左前側の牙の歯周ポケットが炎症してるから、優しい歯磨きの方法と抗生物質を貰いました🤔
ついでに、軟便時の常備薬10回分貰っておきます😊診察費かからずに自分で対処出来ます🥰]] [効果のない抗生物質💊でアレルギー性腎炎を狙った悪質な処方] (2023/01/21)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1617815197691039746|歯茎が腫れてないから、たいした事ないですねぇじゃなくて、内側は診断出来ないから化膿に気が付かない😥
M1付近の内側の歯周ポケットを見る方法を考えないと🤔]] [患部を見ない適当な推測による診断、自分で犬歯の内側の歯周ポケットの歯石と膿を除去] (2023/01/24)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1618006547539591174|この論文は新しいから、採用してる動物病院が少ないのかもね🤔 ポルフィロモナス・グラエは人間にも伝染する可能性が指摘されてる原因菌🤔 今日、クリンダマイシン製剤が入手出来るか病院に相談しよう、そうしよう😊💭]] [自分で論文調べてビルデンタマイシンを貰いに] (2023/01/25)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1618949745791336449|クリンダマイシン製剤であるビルデンタマイシンは、論文と採用してる獣医師が言う通り、確かに高齢犬🐕の原因菌を殺菌して口臭を消しています🤔 口臭がほとんど消えてわからないくらいに効いてる😅 麻酔リスクなしで歯の内側の歯石を物理的に除去する良い方法は考えないとねぇ🤔🤔🤔🐶💦]] (2023/01/27)\\
\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1666281912317652997|しっぽの脱毛😞
麹が生成するビタミンのビオチンはB7で、アトピーや痒み、脱毛症に関与してるので、米麹発酵が生成するビオチンには期待出来ます😊
動物の老化によるホルモン異常の脱毛は、メラトニンが関係してると聞きますが、はっきりしないのでビオチンを試すのです‼️🐶😊]] (2023/06/07)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1666351263368486912|熱があって食用が無いです😞
病院行ってきます🐶🤔]] (2023/06/07)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1666367287706939393|熱は無いって😅お家🏠では40.2℃あったはずですけど、病院では38℃で、食欲は病院の美味そうなごはん🍚ばくばく食べて、1100円でブラ男氏🐶だけ外食して来ました😅
体温は何回か測り直そう😅
高齢だから心臓の雑音はあるけど、6段階のうち良い方の2だそうです🐶😊]] [誤診、腎臓病の見逃し] (2023/06/07)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1666671515042197505|🐕 ͗ ͗↑⤵︎ ︎↑⤵︎ ︎🤔🤔🤔]] (2023/06/08)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1667078738931228672|病院パート2🐶😅
元気ない原因がわかった🤔]] (2023/06/09)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1668154357483986944|お口👄からぺろっぺろっ👅
おやつの食べ方もおかしい、食欲も無い😥
舌の右脇が腫れてます🤔
病院パート3🐶😥行きます😞]] (2023/06/12)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1668168904269766656|足の痺れ🦵から睡眠不足、疲れから唾液腺の腫れ、やっとおやつも食べない原因がわかりました🤔
お口👄からおやつを食べこぼしたり、普段とは違う些細なことを観察しないと、中々発見が難しい🐶🤔]] [誤診、取り返しのつかないコンベニア注射💉により急激な悪化] (2023/06/12)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1669308065500495872|お口👄の腫れは良くなったけど、普通のごはん🍚やおやつ🍪🕒は、まだ食欲がなく…🤔
粉ミルクは3歳までだけど🐶😅]] [コンベニア注射💉3日目 __コンベニアの副作用は、嘔吐、下痢、無気力、食欲不振です‼️犬で最大28日間つづく...😢__説明義務を怠ってなければ早期に別の動物病院を受診できたのに...😞] (2023/06/15)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1670885462255505410|昨日は一日中ずっと寝ててぐったり😥
おかしい…🐶🤔]] [コンベニア注射💉7日目 __何も食べられてないのに嘔吐🤮 8日目も午前中に2回も嘔吐🤮異変に気がつき別の動物病院へ...😢__] (2023/06/20)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1670888051273519104|病院パート4🤔
動物は喋らないから… 2週間も効く抗生物質注射💉が1本6000円なんて怪しい病院には行かない😥
診断がテキトー、費用がおかしい、経過を見ないい獣医👨⚕️、信頼出来ないと思ったら直ぐ別の病院へ😊
待合室で糖尿病のネコ🐱ちゃんが誤診で死にかけたとの情報が聞けた😢病院替えて良かった😌]] (2023/06/20)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1672256165747765248|今日は病院でした🐶🤔
少し元気にはなりましたけど、ごはん🍚は自分では食べられないし、お家の中なら歩けるくらいです🐕]] (2023/06/23)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1672270561890942983|尿検査も細菌感染はありませんでした🤔
腎機能低下で振り切ってる値を、先ずは下げないと生存率はどんどん下がります😢
静脈点滴の場合は良い効果が期待出来ますが、3日くらい入院が必要になります🤔
静脈点滴で値が下がれば、自宅で皮下点滴で維持することも可能になります🤔
明日、短期入院します🐶]] (2023/06/23 06/24に記録)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1672434539728343041|今日から入院して静脈点滴で腎臓治療します🐶🤔
昨日の皮下点滴よりは長くかかりますけど、効果は期待できるので、27日の再検査で腎機能の値が良くなってたら帰宅します😊
不安症で毛を毟るのが心配、カラーで保護して、お疲れだからゆっくり休んでくれることを願ってます🐶🤔
]] (2023/06/24)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1673418725431853056|長年預けてた実家の両親も一緒にお見舞いに来たから、嬉しくてすりすり甘えてます🐶😊
まだ、点滴中だ数値は下がってませんが、歩き回ってました😊
元気は少し戻りましたけど、もう少し安定するまで治療を頑張ってね💪🔥]] (2023/06/27)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1672847132892758016|2週間効いてるのはコンベニア注射💉だと思いますが、副作用などの詳しい説明が無い、検査もしないまま😨腎臓機能悪化😥]] (2023/06/25)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1672977934037172224|注射💉を打って7日目、ほとんど何も食べられないのに、早朝に吐気がしててお部屋の空のゴミ箱に連れて行って吐いた😥
午前中に2回目も、お掃除に気を遣い自分でフローリングを探して吐きに行ったブラ男氏🐶
副作用の嘔吐の説明があれば直ぐに病院に行けたのに…😭]] (2023/06/25)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1673709355416580096|きちんと説明もしない獣医が打ったから💉😢
不安過ぎて眠れもしない😥
こんなことに65日も振り回されるのか…😨
入院して静脈点滴にしたのは正解だったけど、現に尿素窒素は跳ね上がりっぱなしだから、元々の腎機能低下だけとは言い切れないし、無関係の注射💉ではないから余計に判断に苦しみます😢]] [__悪夢の65日間のはじまり...😥腎臓機能で排出される成分なので、副作用は犬🐶で最長28日間、猫🐱で最長42日間、老犬や腎臓病の動物では代謝が遅く65日間体内に残留する可能性があり更に長期化する😞海外の「コンベニア注射💉のオーナー向け説明書」には副作用が起きた場合のリスク説明に記載がある__ので日本は遅れてるだけです🤔__きちんとしたリスク説明があれば老犬🐶のオーナーは注射を絶対拒否する😒__] (2023/06/28)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1677117987860660225|脱毛🐶😥いろいろ原因はありますが、腎臓病の場合は体内の毒素が排泄されずに蓄積、毛の成長に必要な栄養素が不足するとのことです🤔
麹発酵のビオチンだけでは足りてないようです🐶😞]] (2023/07/07)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1682591566874157056|わんちゃん🐕のおちんちんの塗り薬は…🤔
アミノグリコシド系抗生物質だから、人間のやけどの塗り薬と同じ🤔
目ヤニが出て目薬したり、こんどは先っちょ数cm伸ばしてもらってゲンタマイシン塗って格納してもらうことに…🐶🤗
おじいちゃん🐶のおちんちんメンテが始まります😇]] [誤診、悪化処方] (2023/07/22)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1800776168645476438|14:46 呼吸性不整脈に連動するような身体の震え🐶{{(>_<)}}
症状の記録は専門家に相談するためにも記録は大切✍️]] (2024/06/12)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1801587913320501253|見つけた2012年の文献🤔
腎臓機能低下をきたす薬剤性腎障害
腎臓病を調べないでコンベニアを打ってる獣医は良く見た方が良い🤔
コンベニアのセフォベシンは、第3世代のセファロスポリン系抗生物質、セファロスポリン系は、文献の急性尿細管壊死:尿細管細胞障害に書いてある🤔]] (2024/06/14)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1802666376622141728|薬剤性腎臓障害、抗生物質の症例は意外に多い🤔
急性尿細管壊死も一応書いてあるが、もっと詳細な情報が知りたい🤔
医学論文を探した方が良いと思われる🐶😅]] (2024/06/17)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1820966222407795082|ただ単純に動物たちが同じような目に合わないよう、気を付けるべきだった自分の反省点をまとめていくだけ...🤔
この誤診の見逃しから始まったわけだけど、元気すぎても安心しないで、老犬なら腎臓病が静かに進行してる可能性を考えて、定期的な血液検査💉をするべきだった🐶🤔]] (2024/08/07)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1824591394058682805|CC BY NC クリエイティブコモンライセンス 非営利でAdSense挿入して怒られませんか?😅
はい、怒られません😄
何故ならAdSenseはそのページの運営資金の調達とみなされてて、CC BY NCの著作物を直接商業利用して利益を得ている訳ではないからです🤔]] (2024/08/17)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1882404593503707161|これは獣医師が2次悪化を狙ってるだけではない🤔
東北大学の腎臓病治療の中に、タンパク質制限し過ぎると、食事からのエネルギー不足でカラダが飢餓状態になり、自分の筋肉を分解してエネルギーを補おうとするので、制限にも関わらず、尿素窒素が高めに推移する🤔
結果的に腎臓を痛みつける手口だ😥]] (2026/01/22)\\
[[tw>tomoyan596sp/status/1764211717943472357|街でたまたま会った方から、その同じ病院の名前が出てきて、ソファーから飛び降りた犬の靭帯が切れてるから、宮の森の病院で手術が必要と紹介されたけど、100万円くらいかかるから手術しないで経過を見てたら治って普通に歩いてるってさ😂
宮の森の病院とグルだよね🤔
やっぱ誤診の常習犯だな🤔]] (2024/03/03)\\