~~CLOSETOC~~ ====== SoftEther VPN コマンドライン管理ユーティリティ (vpncmd コマンド) ====== $ vpncmd --help vpncmd コマンド - SoftEther VPN Developer Edition コマンドライン管理ユーティリティ SoftEther VPN コマンドライン管理ユーティリティ (vpncmd コマンド) Developer Edition Version 5.01 Build 9674 (Japanese) Compiled 2021/03/22 17:50:10 by tomoyan at skv001.monsters-g.com Copyright (c) all contributors on SoftEther VPN project in GitHub. Copyright (c) Daiyuu Nobori, SoftEther Project at University of Tsukuba, and SoftEther Corporation. All rights reserved. コマンド "vpncmd" のヘルプ [目的] SoftEther VPN Developer Edition コマンドライン管理ユーティリティ [説明] vpncmd プログラムは、SoftEther VPN ソフトウェアをコマンドラインで管理することができるユーティリティです。vpncmd を使用する と、ローカルまたはリモートコンピュータで動作している VPN Client、VPN Server、および VPN Bridge に接続してそれらのサービスを 管理することができます。また、VPN Tools モードを使用して、VPN Server や VPN Client に接続していなくても使用できる証明書の作 成や速度測定機能などを呼び出すこともできます。 vpncmd では、/IN および /OUT パラメータとしてファイル名を指定した場合、実行するコマンドを列挙したファイルに従ってコマンドを 一括実行したり、実行結果をファイルに書き出すことができます。通常、vpncmd を起動した場合はコマンドプロンプトが表示されますが 、/IN パラメータで入力ファイルを指定した場合は入力ファイルのすべての行の実行が完了すると自動的に終了します。また、/CMD パラ メータで実行するコマンドを指定した場合、そのコマンドの実行が完了すると自動的に終了します。/IN パラメータと /CMD パラメータ は同時に指定することはできません。vpncmd プログラムの終了コードは、最後に実行したコマンドのエラーコード (成功した場合は 0) となります。 Windows 環境では、管理者権限で 1 度以上 vpncmd を起動すると、次回から Windows のコマンドプロンプトや [ファイル名を指定して 実行] を開いて vpncmd と入力するだけで vpncmd を起動することができるようになります。UNIX システムで同様のことを実現するため には、PATH 環境変数を手動で適切に設定することができます。 [使用方法] vpncmd [host:port] [/CLIENT|/SERVER|/TOOLS] [/HUB:hub] [/ADMINHUB:adminhub] [/PASSWORD:password] [/IN:infile] [/OUT: outfile] [/CMD commands...] [パラメータ] host:port - [ホスト名:ポート番号] の形式のパラメータを指定すると、そのホストに自動的に接続します。指定しない場合は、接続 先を入力するプロンプトが表示されます。VPN Client に接続する場合は、ポート番号は指定できません。 /CLIENT - VPN Client に接続して管理を行います。/SERVER と共に指定することはできません。 /SERVER - VPN Server または VPN Bridge に接続して管理を行います。/CLIENT と共に指定することはできません。 /TOOLS - VPN Tools のコマンドを使用できるプロンプトを表示します。これには、証明書簡易作成ツール (MakeCert コマンド) および通信速度測定ツール (SpeedTest コマンド) などが含まれます。 /HUB - VPN Server に「仮想 HUB 管理モード」で接続する際の仮想 HUB 名 'hub' を指定します。ホスト名を指定して /HUB パ ラメータを指定しない場合は、「サーバー管理モード」で接続します。 /ADMINHUB - VPN Server に接続した後に自動的に選択する仮想 HUB 名 'adminhub' を指定します。/HUB パラメータを指定した場合 は、その仮想 HUB が自動的に選択されますので、指定する必要はありません。 /PASSWORD - 接続する際に管理パスワードが必要な場合は、パスワード 'password' を指定します。パスワードが指定されていない場 合は、入力するプロンプトが表示されます。 /IN - 接続が完了した後に自動的に実行するコマンドの一覧が記載されたテキストファイル名 'infile' を指定します。/IN パ ラメータが指定されている場合は、ファイル内のすべての行の実行が完了した後に自動的に vpncmd プログラムは終了し ます。ファイルに多バイト文字が含まれている場合は、Unicode (UTF-8) でエンコードされている必要があります。/ CMD と共に指定することはできません (/CMD と共に指定した場合は /IN は無視されます)。 /OUT - 画面に表示されるプロンプト、メッセージ、エラー、実行結果などのすべての文字列を書き出すテキストファイル名 'outfile' を指定することができます。既に存在するファイルを指定した場合、ファイルの内容は上書きされますのでご 注意ください。多バイト文字は、Unicode (UTF-8) でエンコードされて記録されます。 /CMD - /CMD の後に任意のコマンド 'commands...' を記述すると、接続が完了した後にそのコマンドが実行され、その後 vpncmd プログラムは終了します。/IN と共に指定することはできません (/IN と共に指定した場合は /IN は無視されま す)。/CMD パラメータは他のすべての vpncmd のパラメータよりも後に指定してください。 /CSV - 各コマンドが結果を CSV 形式で出力するようにします。他のプログラムによって出力結果を自動処理する際に便利です 。 /PROGRAMMING - このパラメータに関する説明はありません。 ===== VPN Server または VPN Bridge の管理 ===== $ vpncmd /server ===== VPN Client の管理 ===== $ vpncmd /client ===== VPN Tools コマンド ===== $ vpncmd /tools ===== 参考文献 ===== [[https://qiita.com/ekzemplaro/items/47f2d1b88f80e01b403d|SoftEther_VPN の vpncmd の使い方 - Qiita]]\\