~~CLOSETOC~~
====== Windows Subsystem for Linux (WSL) Version 2 のインストール ======
{{INLINETOC wide 1-2}}
\\

===== Windows 10 ビルド番号を確認 =====
PowerShell より Windows 10 ビルド [[https://blogs.windows.com/windowsexperience/2019/06/12/announcing-windows-10-insider-preview-build-18917/|18917]] - 2019/06/12 以降を実行していることを確認する。\\
<WRAP center round important 100%>
※Windows 10 Insider Preview では Build 18917 から WSL 2 を提供。\\
　Windows 10 一般提供では バージョン 2004 (Build 19041) から WSL 2 を提供。\\
　参考: [[windows:version_build_info|Windows Version Build 情報]]\\
</WRAP>

<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ Get-CimInstance Win32_OperatingSystem | Format-List
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
**Insider Preview の例**\\
<code powershell>

SystemDirectory : C:\WINDOWS\system32
Organization    :
BuildNumber     : 20206
RegisteredUser  : tomoyan
SerialNumber    : 00330-80000-00000-AA721
Version         : 10.0.20206
</code>

**一般提供の例**\\
<code powershell>

SystemDirectory : C:\WINDOWS\system32
Organization    :
BuildNumber     : 19042
RegisteredUser  : tomoyan
SerialNumber    : 00330-80000-00000-AA162
Version         : 10.0.19042
</code>
</WRAP>
WSL を提供していない Windows 10 を実行している場合は、[スタート] - [設定] - [更新とセキュリティ] - [Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムのチェック] を実行する。\\

**PowerShell** で **wsl** コマンドを実行する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>

Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

使用方法: wsl.exe [Argument]

引数:

    --install
        Linux 用 Windows サブシステムのオプション機能を有効にします。
        このコマンドは、管理者特権でのコマンド プロンプトから実行する必要があります。

    --help
        使用方法の情報を表示します。
</code>
</WRAP>

===== インストール =====
**wsl --install** コマンドを管理者で実行していない場合は、以下のような実行結果になる。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code>
$ wsl --install
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
要求された操作には管理者特権が必要です。
</code>
</WRAP>

管理者実行している **PowerShell** で **wsl --install** コマンドを実行する。\\
もしくは、[[windows:sudo|]] で管理者実行する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code>
$ sudo wsl --install
</code>
</WRAP>

<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
Installing Windows Subsystem for Linux
[==========================74.8%============               ]
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
Windows Subsystem for Linux is now installed.
Downloading and installing WSL kernel
[============              21.4%                           ]
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
Installing Windows Subsystem for Linux
Windows Subsystem for Linux is now installed.
Downloading and installing WSL kernel
WSL kernel is now installed.
要求された操作は正常に終了しました。変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。</code>
</WRAP>

変更を有効にするために Windows を再起動する。\\

===== 再起動後に wsl コマンドを実行 =====
WSL のインストールが完了すると **wsl** コマンドの説明が以下のように変わる。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code>
$ wsl --help
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result_long>
**Insider Preview の例**\\
<code powershell>
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

使用法: wsl.exe [Argument] [Options...] [CommandLine]

Linux バイナリを実行するための引数:

    コマンド ラインを指定しないと、wsl.exe は既定のシェルを起動します。

    --exec, -e <CommandLine>
        指定したコマンドを、既定の Linux シェルを使用しないで実行します。

    --
        残りのコマンド ラインをそのまま渡します。

オプション:
    --distribution, -d <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを実行します。

    --user, -u <UserName>
        指定したユーザーとして実行します。

Linux 用 Windows サブシステムを管理するための引数:

    --export <ディストリビューション> <FileName>
        ディストリビューションを tar ファイルにエクスポートします。
        標準出力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

    --import <ディストリビューション> <InstallLocation> <FileName> [Options]
        指定した tar ファイルを新しいディストリビューションとしてインポートします。
        標準入力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

        オプション:
            --version <バージョン>
                新しいディストリビューションに使用するバージョンを指定します。

    --list, -l [Options]
        ディストリビューションの一覧を表示します。

        オプション:
            --all
                現在インストール中またはアンインストール中のものを含めて
                すべてのディストリビューションを一覧表示します。

            --running
                現在実行中のディストリビューションのみを一覧表示します。

            --quiet, -q
                ディストリビューション名のみを表示します。

            --verbose, -v
                すべてのディストリビューションについての詳細情報を表示します。

    --set-default, -s <ディストリビューション>
        ディストリビューションを既定として設定します。

    --set-default-version <バージョン>
        新しいディストリビューションの既定のインストール バージョンを変更します。

    --set-version <ディストリビューション> <バージョン>
        指定したディストリビューションのバージョンを変更します。

    --shutdown
        実行中のすべてのディストリビューションと WSL 2 ライトウェイト ユーティリティ仮想マシンを直ちに終了します。

    --terminate, -t <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを終了します。

    --unregister <ディストリビューション>
        ディストリビューションの登録を解除し、ルート ファイル システムを削除します。

    --help
        使用法を表示します。

    --update [Options]
        WSL 2 カーネルに対する更新を管理します。オプションが指定されていない場合は、
        最新バージョンのカーネルに更新します。

        オプション:
            --rollback
                以前のバージョンの WSL 2 カーネルに戻します。

            --status
                更新の状態を表示します。
</code>

**一般提供の例**\\
<code powershell>
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

使用法: wsl.exe [引数] [オプション...] [コマンド ライン]

Linux バイナリを実行するための引数:

    コマンド ラインを指定しないと、wsl.exe は既定のシェルを起動します。

    --exec, -e <コマンド ライン>
        指定したコマンドを、既定の Linux シェルを使用しないで実行します。

    --
        残りのコマンド ラインをそのまま渡します。

オプション:
    --distribution, -d <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを実行します。

    --user, -u <ユーザー名>
        指定したユーザーとして実行します。

Linux 用 Windows サブシステムを管理するための引数:

    --export <ディストリビューション> <ファイル名>
        ディストリビューションを tar ファイルにエクスポートします。
        標準出力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

    --import <ディストリビューション> <インストール場所> <ファイル名> [オプション]
        指定した tar ファイルを新しいディストリビューションとしてインポートします。
        標準入力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

        オプション:
            --version <バージョン>
                新しいディストリビューションに使用するバージョンを指定します。

    --list, -l [オプション]
        ディストリビューションの一覧を表示します。

        オプション:
            --all
                現在インストール中またはアンインストール中のものを含めて
                すべてのディストリビューションを一覧表示します。

            --running
                現在実行中のディストリビューションのみを一覧表示します。

            --quiet, -q
                ディストリビューション名のみを表示します。

            --verbose, -v
                すべてのディストリビューションについての詳細情報を表示します。

    --set-default, -s <ディストリビューション>
        ディストリビューションを既定として設定します。

    --set-default-version <バージョン>
        新しいディストリビューションの既定のインストール バージョンを変更します。

    --set-version <ディストリビューション> <バージョン>
        指定したディストリビューションのバージョンを変更します。

    --shutdown
        実行中のすべてのディストリビューションと WSL 2 ライトウェイト ユーティリティ仮想マシンを直ちに終了します。

    --terminate, -t <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを終了します。

    --unregister <ディストリビューション>
        ディストリビューションの登録を解除します。

    --help
        使用法を表示します。
</code>
Insider Preview と表示内容が若干異なるが支障はない。\\
</WRAP>

====== ☢️古い資料です (Obsolete)☢️ ======

===== Windows Subsystem for Linux (WSL) Version 2 のインストール =====
**__注意: [[.:lxrunoffline|LxRunOffline - システムドライブ外に WSL 環境を構築する方法]] で公式の Fedora を WSL で利用できる。__**\\

本手順では、WSL 2 上に [[https://github.com/WhitewaterFoundry/Fedora-Remix-for-WSL|Fedora Rimix for WSL]] ディストリビューションをインストールする。\\
Fedora ファンとしては、Fedora Remix for WSL が Fedora 公式ではないのがちょっと残念ではあるが、使い慣れた Fedora が Windows 10 でも使えるのはありがたい。\\
\\
現在 [[https://github.com/WhitewaterFoundry/Fedora-Remix-for-WSL|Fedora Remix for WSL]] は [[https://www.pengwin.dev/|Whitewater Foundry]] が [[https://getfedora.org/ja/|Fedora Project]] 非公式でメンテしている。\\
実は、[[https://github.com/WhitewaterFoundry/WSLFedoraRemix/releases|GitHub]] を介して無料でサイドロードできる Fedora Remix for WSL の署名済みダウンロードも提供している。\\
無償で利用したい場合は試してみるとよいだろう。\\
\\
※ 2019/09/13 現在 Build 18917 以降は **[[windows:windows_10_insider_previews|Windows 10 Insider Previews]]** としてのみ公開されている。\\
以下の手順は Build 18362 ～ 18980 へ更新しながら検証した。\\

===== Windows 10 ビルド番号を確認 =====
PowerShell より Windows 10 ビルド [[https://blogs.windows.com/windowsexperience/2019/06/12/announcing-windows-10-insider-preview-build-18917/|18917]] - 2019/06/12 以降を実行していることを確認する。\\
<WRAP center round important 100%>
※Windows 10 Insider Preview では Build 18917 から WSL 2 を提供。\\
　Windows 10 一般提供では バージョン 2004 (Build 19041) から WSL 2 を提供。\\
</WRAP>
<code powershell>
$ Get-CimInstance Win32_OperatingSystem | Format-List

SystemDirectory : C:\WINDOWS\system32
Organization    :
BuildNumber     : 18362
RegisteredUser  : tomoyan
SerialNumber    : 00330-80000-00000-AA721
Version         : 10.0.18362
</code>
[スタート] - [設定] - [更新とセキュリティ] - [Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムのチェック] を実行する。\\

<code powershell>
$ Get-CimInstance Win32_OperatingSystem | Format-List

SystemDirectory : C:\WINDOWS\system32
Organization    :
BuildNumber     : 18980
RegisteredUser  : tomoyan
SerialNumber    : 00330-80000-00000-AA721
Version         : 10.0.18980
</code>

===== Hyper-V の有効化 =====
PowerShell を管理者実行する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code batch>
> powershell start-process powershell -verb runas
</code>
</WRAP>

管理者実行した PowerShell で Hyper-V が有効になっていることを確認する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ bcdedit /enum | find `"hypervisorlaunchtype`"
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
hypervisorlaunchtype    Auto
</code>
</WRAP>

Hyper-V が Off の場合は On にする。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ bcdedit /enum | find `"hypervisorlaunchtype`"
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
hypervisorlaunchtype    Off
</code>
</WRAP>

<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
この操作を正しく終了しました。
</code>
</WRAP>

Hyper-V を有効化した場合は PC を一旦再起動する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ shutdown /r /t 0
</code>
</WRAP>

===== 仮想マシン プラットフォームの有効化 =====
再起動した場合は再び PowerShell を管理者として実行する。\\
**"仮想マシン プラットフォーム"** のオプション コンポーネントを有効にする。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
Path          :
Online        : True
RestartNeeded : False
</code>
</WRAP>

**"仮想マシン プラットフォーム"** を有効化したら再び PC を再起動する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ shutdown /r /t 0
</code>
</WRAP>

===== Windows Subsystem for Linux (WSL) のインストール =====
再起動した場合は再び PowerShell を管理者として実行する。\\
Windows Subsystem for Linux をインストールする。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
この操作を完了するために、今すぐコンピューターを再起動しますか?
[Y] Yes  [N] No  [?] ヘルプ (既定値は "Y"): <- Enter キーを入力
</code>
</WRAP>

===== Linux ディストリビューションのインストール =====
[[https://aka.ms/wslstore|https://aka.ms/wslstore - Microsoft Store]] を開いて、自分の好きな Linux ディストリビューションを選択する。\\
{{:windows:wslstore.png?733|wslstore}}\\

ここでは、230 円だったので Fedora Remix を購入してみた。\\
{{:windows:wslstore_fedora_remix.png?704|Fedora Remix}}\\

ダウンロードが完了したら [スタート] - [Fedora Rimix for WSL] を起動してみる。\\
<WRAP prewrap 100% #result>
<code>
Unpacking Linux filesystem image, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80070057
Error: 0x80070057 ???????????????

Press any key to continue...
</code>
</WRAP>
化けているが... 本当はこういうエラーらしい。\\
<WRAP prewrap 100% #result>
<code>
Unpacking Linux filesystem image, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80070057
Error: 0x80070057 The parameter is incorrect.
Press any key to continue...
</code>
</WRAP>

Windows Subsystem for Linux を一旦無効化する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
この操作を完了するために、今すぐコンピューターを再起動しますか?
[Y] Yes  [N] No  [?] ヘルプ (既定値は "Y"): <- Enter キーを入力
</code>
</WRAP>

再起動したら再び PowerShell を管理者として実行する。\\
Windows Subsystem for Linux を再度有効化して再起動する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
この操作を完了するために、今すぐコンピューターを再起動しますか?
[Y] Yes  [N] No  [?] ヘルプ (既定値は "Y"): <- Enter キーを入力
</code>
</WRAP>

再起動が完了したら [スタート] - [Fedora Rimix for WSL] を起動する。\\
すると今度はきちんと以下のような状態になる。\\
<WRAP prewrap 100% #result>
<code>
Unpacking Linux filesystem image, this may take a few minutes...
Welcome to Fedora Remix for WSL. Powered by Pengwin Enterprise.
Please create a default Linux user account. The username does not need to match your Windows username.
Enter new UNIX username:
</code>
</WRAP>

最初にデフォルト Linux ユーザーの作成を行う。\\
<WRAP prewrap 100% #result>
<code>
Welcome to Fedora Remix for WSL. Powered by Pengwin Enterprise.
Please create a default Linux user account. The username does not need to match your Windows username.
Enter new UNIX username: tomoyan <- ユーザーを入力する(Windows ユーザーと一致している必要はない)
Changing password for user tomoyan.
New password: <- UNIX ユーザーのパスワードを入力
Retype new password: <- UNIX ユーザーの確認用パスワードを入力
passwd: all authentication tokens updated successfully.
Installation successful!
[tomoyan@Cmon ~]$ exit
</code>
</WRAP>

===== Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2) を使用するようにディストリビューションを設定 ===== 
再び PowerShell を管理者として実行する。\\
**wsl -l -v** を実行して **Fedora Remix** が初期化済みであることを確認する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl -l -v
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
  NAME           STATE           VERSION
* fedoraremix    Stopped         1
</code>
</WRAP>

**念のため再度確認！！(重要)**\\
**wsl** コマンドに **--verbose, -v**、**--set-version** オプションが無い場合は Windows 10 ビルド 18917 以降を実行していないので Windows を更新する。\\
<WRAP center round important 100%>
※Windows 10 Insider Preview では Build 18917 から WSL 2 を提供。\\
　Windows 10 一般提供では バージョン 2004 (Build 19041) から WSL 2 を提供。\\
</WRAP>
**--verbose, -v**、**--set-version** オプションが無い例。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl --help
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result_long>
<code powershell>
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

使用法: wsl.exe [Argument] [Options...] [CommandLine]

Linux バイナリを実行するための引数:

    コマンド ラインを指定しないと、wsl.exe は既定のシェルを起動します。

    --exec, -e <コマンド ライン>
        指定したコマンドを、既定の Linux シェルを使用しないで実行します。

    --
        残りのコマンド ラインをそのまま渡します。

オプション:
    --distribution, -d <ディストリビューション名>
        指定したディストリビューションを実行します。

    --user, -u <ユーザー名>
        指定したユーザーとして実行します。

Windows Subsystem for Linux を管理するための引数:

    --export <ディストリビューション名> <ファイル名>
        ディストリビューションを tar ファイルにエクスポートします。
        標準出力の場合は、ファイル名を - にできます。

    --import <ディストリビューション名> <インストール場所> <ファイル名>
        指定した tar ファイルを新しいディストリビューションとしてインポートします。
        標準入力の場合は、ファイル名を - にできます。

    --list, -l [Options]
        ディストリビューションを一覧表示します。

        オプション:
            --all
                現在インストール中またはアンインストール中のものを含めて
                すべてのディストリビューションを一覧表示します。

            --running
                現在実行中のディストリビューションのみを一覧表示します。

    -setdefault, -s <ディストリビューション名>
        ディストリビューションを既定として設定します。

    --terminate, -t <ディストリビューション名>
        ディストリビューションを終了します。

    --unregister <ディストリビューション名>
        ディストリビューションの登録を解除します。

    --upgrade <ディストリビューション名>
        ディストリビューションを WslFs ファイル システム形式にアップグレードします。

    --help
        使用法を表示します。
</code>
</WRAP>

**--verbose, -v**、**--set-version** オプションが有る例。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl --help
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result_long>
<code powershel>
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

使用法: wsl.exe [Argument] [Options...] [CommandLine]

Linux バイナリを実行するための引数:

    コマンド ラインを指定しないと、wsl.exe は既定のシェルを起動します。

    --exec, -e <CommandLine>
        指定したコマンドを、規定の Linux シェルを使用しないで実行します。

    --
        残りのコマンド ラインをそのまま渡します。

オプション:
    --distribution, -d <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを実行します。

    --user, -u <UserName>
        指定したユーザーとして実行します。

Windows Subsystem for Linux を管理するための引数:

    --export <ディストリビューション> <FileName>
        ディストリビューションを tar ファイルにエクスポートします。
        標準出力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

    --import <ディストリビューション> <InstallLocation> <FileName> [Options]
        指定した tar ファイルを新しいディストリビューションとしてインポートします。
        標準入力の場合は、ファイル名を - とすることができます。

        オプション:
            --version <バージョン>
                新しいディストリビューションに使用するバージョンを指定します。

    --list, -l [Options]
        ディストリビューションの一覧を表示します。

        オプション:
            --all
                現在インストール中またはアンインストール中のものを含めて
                すべてのディストリビューションを一覧表示します。

            --running
                現在実行中のディストリビューションのみを一覧表示します。

            --quiet, -q
                ディストリビューション名のみを表示します。

            --verbose, -v
                すべてのディストリビューションについての詳細情報を表示します。

    --set-default, -s <ディストリビューション>
        ディストリビューションを既定として設定します。

    --set-default-version <バージョン>
        新しいディストリビューションの既定のインストール バージョンを変更します。

    --set-version <ディストリビューション> <バージョン>
        指定したディストリビューションのバージョンを変更します。

    --shutdown
        実行中のすべてのディストリビューションと WSL 2 ライトウェイト ユーティリティ仮想マシンを直ちに終了します。

    --terminate, -t <ディストリビューション>
        指定したディストリビューションを終了します。

    --unregister <ディストリビューション>
        ディストリビューションの登録を解除します。

    --help
        使用法を表示します。
</code>
</WRAP>

**wsl --set-version <Distro> 2** を実行する。\\
※ここでは <Distro> は **fedoraremix** である。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl --set-version fedoraremix 2
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
変換中です。この処理には数分かかることがあります...
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください
変換が完了しました。
</code>
</WRAP>

===== 今後インストールする新しいディストリビューションが WSL 2 を既定のアーキテクチャとするように設定 =====
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl --set-default-version 2
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください
</code>
</WRAP>

===== 現在のディストリビューションが使用している WSL のバージョンを確認 =====
**wsl -l -v** を実行して、現在のディストリビューションが使用している WSL のバージョンを確認する。\\
<WRAP prewrap 100%>
<code powershell>
$ wsl -l -v
</code>
</WRAP>
<WRAP prewrap 100% #result>
<code powershell>
  NAME           STATE           VERSION
* fedoraremix    Stopped         2
</code>
</WRAP>

以上で WSL 2 を使用する準備が整いました。\\

===== bash の起動確認 =====
この状態でいつでも WSL 2 の環境にアクセスできる。\\
bash の起動は 1 秒も掛からなかった。非常に高速である。\\
<WRAP prewrap 100% #result_long>
<code>
PS > bash

$ uname -a
Linux Cmon 4.19.67-microsoft-standard #1 SMP Sun Aug 18 13:37:54 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

$ cat /etc/redhat-release
Generic release 30 (Generic)

$ cd /
$ ls -al
total 684
drwxr-xr-x 19 root root   4096 Sep 14 00:01 .
drwxr-xr-x 19 root root   4096 Sep 14 00:01 ..
lrwxrwxrwx  1 root root      7 Feb 11  2019 bin -> usr/bin
dr-xr-xr-x  2 root root   4096 Feb 11  2019 boot
drwx------  3 root root   4096 Jun 16 23:09 builddir
drwxr-xr-x  7 root root   2740 Sep 14 00:01 dev
drwxr-xr-x 55 root root   4096 Sep 14 00:01 etc
drwxr-xr-x  3 root root   4096 Sep 13 18:53 home
-rwxr-xr-x  2 root root 623984 Sep  8 23:26 init
lrwxrwxrwx  1 root root      7 Feb 11  2019 lib -> usr/lib
lrwxrwxrwx  1 root root      9 Feb 11  2019 lib64 -> usr/lib64
drwx------  2 root root  16384 Apr 11 01:35 lost+found
drwxr-xr-x  2 root root   4096 Feb 11  2019 media
drwxr-xr-x  3 root root   4096 Sep 13 18:45 mnt
drwxr-xr-x  2 root root   4096 Feb 11  2019 opt
dr-xr-xr-x 87 root root      0 Sep 14 00:01 proc
dr-xr-x---  2 root root   4096 Jun 16 23:10 root
drwxr-xr-x  8 root root    160 Sep 14 00:01 run
lrwxrwxrwx  1 root root      8 Feb 11  2019 sbin -> usr/sbin
drwxr-xr-x  2 root root   4096 Feb 11  2019 srv
dr-xr-xr-x 11 root root      0 Sep 13 23:50 sys
drwxrwxrwt  3 root root   4096 Feb 11  2019 tmp
drwxr-xr-x 12 root root   4096 Jun 16 23:09 usr
drwxr-xr-x 18 root root   4096 Jun 16 23:09 var
</code>
</WRAP>

===== ディストリビューション パッケージの更新 =====
Fedora Rimix for WSL は Fedora 30 相当のようである。\\
**sudo dnf update** を実行してパッケージを更新する。\\
<WRAP prewrap 100% #result_long>
<code>
$ sudo dnf update
Fedora Modular 30 - x86_64                              708 kB/s | 2.7 MB     00:03
Fedora Modular 30 - x86_64 - Updates                    678 kB/s | 3.3 MB     00:04
Fedora 30 - x86_64 - Updates                            1.6 MB/s |  20 MB     00:12
Fedora 30 - x86_64                                      558 kB/s |  70 MB     02:08
whitewaterfoundry_wslu                                  228  B/s | 833  B     00:03
whitewaterfoundry_wslu                                  2.8 kB/s | 3.9 kB     00:01
Importing GPG key 0x10735619:
 Userid     : "https://packagecloud.io/whitewaterfoundry/wslu (https://packagecloud.io/docs#gpg_signing) <support@packagecloud.io>"
 Fingerprint: 90F6 8549 4B52 C0E9 6DA4 B925 0087 4F17 1073 5619
 From       : https://packagecloud.io/whitewaterfoundry/wslu/gpgkey
Is this ok [y/N]: y
whitewaterfoundry_wslu                                  342  B/s | 1.8 kB     00:05
Dependencies resolved.
===================================================================================
 Package                     Arch   Version                         Repo      Size
===================================================================================
Upgrading:
 NetworkManager              x86_64 1:1.16.4-1.fc30                 updates  1.8 M
 NetworkManager-libnm        x86_64 1:1.16.4-1.fc30                 updates  1.5 M
 audit                       x86_64 3.0-0.9.20190507gitf58ec40.fc30 updates  229 k
 audit-libs                  x86_64 3.0-0.9.20190507gitf58ec40.fc30 updates  106 k
 bind-export-libs            x86_64 32:9.11.10-1.fc30               updates  1.0 M
 cryptsetup-libs             x86_64 2.2.0-1.fc30                    updates  404 k
 cups-libs                   x86_64 1:2.2.12-1.fc30                 updates  252 k
 curl                        x86_64 7.65.3-3.fc30                   updates  297 k
 dbus                        x86_64 1:1.12.16-1.fc30                updates   11 k
 dbus-common                 noarch 1:1.12.16-1.fc30                updates   18 k
 dbus-libs                   x86_64 1:1.12.16-1.fc30                updates  147 k
 dhcp-client                 x86_64 12:4.3.6-37.fc30                updates  227 k
 dhcp-common                 noarch 12:4.3.6-37.fc30                updates  125 k
 dhcp-libs                   x86_64 12:4.3.6-37.fc30                updates   63 k
 dnf                         noarch 4.2.8-1.fc30                    updates  405 k
 dnf-data                    noarch 4.2.8-1.fc30                    updates   45 k
 dnf-plugins-core            noarch 4.0.9-1.fc30                    updates   28 k
 dnf-yum                     noarch 4.2.8-1.fc30                    updates   42 k
 elfutils                    x86_64 0.177-1.fc30                    updates  300 k
 elfutils-default-yama-scope noarch 0.177-1.fc30                    updates   16 k
 elfutils-libelf             x86_64 0.177-1.fc30                    updates  177 k
 elfutils-libs               x86_64 0.177-1.fc30                    updates  264 k
 expat                       x86_64 2.2.7-1.fc30                    updates   92 k
 fedora-gpg-keys             noarch 30-2                            updates  104 k
 fedora-repos                noarch 30-2                            updates  9.5 k
 file                        x86_64 5.36-4.fc30                     updates   48 k
 file-libs                   x86_64 5.36-4.fc30                     updates  544 k
 gdb-headless                x86_64 8.3-6.fc30                      updates  3.4 M
 glib2                       x86_64 2.60.7-1.fc30                   updates  2.6 M
 glibc                       x86_64 2.29-22.fc30                    updates  4.0 M
 glibc-common                x86_64 2.29-22.fc30                    updates  838 k
 glibc-langpack-en           x86_64 2.29-22.fc30                    updates  818 k
 glibc-minimal-langpack      x86_64 2.29-22.fc30                    updates   47 k
 gnupg2                      x86_64 2.2.17-1.fc30                   updates  2.4 M
 graphite2                   x86_64 1.3.13-1.fc30                   updates   95 k
 iproute                     x86_64 5.2.0-1.fc30                    updates  572 k
 iptables-libs               x86_64 1.8.2-3.fc30                    updates   49 k
 kmod-libs                   x86_64 26-3.fc30                       updates   58 k
 less                        x86_64 551-1.fc30                      updates  144 k
 libXi                       x86_64 1.7.10-1.fc30                   updates   36 k
 libblkid                    x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates  144 k
 libcurl                     x86_64 7.65.3-3.fc30                   updates  251 k
 libdnf                      x86_64 0.35.2-1.fc30                   updates  574 k
 libfdisk                    x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates  193 k
 libgcc                      x86_64 9.2.1-1.fc30                    updates   91 k
 libgcrypt                   x86_64 1.8.5-1.fc30                    updates  450 k
 libgomp                     x86_64 9.2.1-1.fc30                    updates  220 k
 libgs                       x86_64 9.26-5.fc30                     updates  3.0 M
 libmodulemd1                x86_64 1.8.15-3.fc30.1                 updates  161 k
 libmount                    x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates  167 k
 libnghttp2                  x86_64 1.39.2-1.fc30                   updates   69 k
 librepo                     x86_64 1.10.5-1.fc30                   updates   88 k
 libreport-filesystem        noarch 2.10.1-1.fc30                   updates   13 k
 librsvg2                    x86_64 2.45.90-1.fc30                  updates  2.1 M
 libselinux                  x86_64 2.9-3.1.fc30                    updates   78 k
 libsmartcols                x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates  107 k
 libsolv                     x86_64 0.7.5-1.fc30                    updates  378 k
 libssh                      x86_64 0.9.0-5.fc30                    updates  226 k
 libstdc++                   x86_64 9.2.1-1.fc30                    updates  578 k
 libtiff                     x86_64 4.0.10-5.fc30                   updates  167 k
 libuuid                     x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates   26 k
 libwebp                     x86_64 1.0.3-1.fc30                    updates  255 k
 libxcrypt                   x86_64 4.4.8-1.fc30                    updates  122 k
 libzstd                     x86_64 1.4.2-1.fc30                    updates  257 k
 lz4-libs                    x86_64 1.9.1-1.fc30                    updates   62 k
 openssh                     x86_64 8.0p1-5.fc30                    updates  405 k
 openssh-clients             x86_64 8.0p1-5.fc30                    updates  555 k
 openssh-server              x86_64 8.0p1-5.fc30                    updates  394 k
 openssl-libs                x86_64 1:1.1.1c-6.fc30                 updates  1.4 M
 pango                       x86_64 1.43.0-4.fc30                   updates  260 k
 patch                       x86_64 2.7.6-11.fc30                   updates  126 k
 pcre2                       x86_64 10.33-13.fc30                   updates  248 k
 python-pip-wheel            noarch 19.0.3-3.fc30                   updates  1.1 M
 python3                     x86_64 3.7.4-1.fc30                    updates   36 k
 python3-dnf                 noarch 4.2.8-1.fc30                    updates  413 k
 python3-dnf-plugins-core    noarch 4.0.9-1.fc30                    updates  160 k
 python3-hawkey              x86_64 0.35.2-1.fc30                   updates   87 k
 python3-libdnf              x86_64 0.35.2-1.fc30                   updates  671 k
 python3-libs                x86_64 3.7.4-1.fc30                    updates  7.7 M
 python3-rpm                 x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates   65 k
 qt5-srpm-macros             noarch 5.12.4-1.fc30                   updates  8.9 k
 redhat-rpm-config           noarch 130-1.fc30                      updates   63 k
 rpm                         x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates  479 k
 rpm-build                   x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates  106 k
 rpm-build-libs              x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates   86 k
 rpm-libs                    x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates  264 k
 rpm-sign-libs               x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates   23 k
 rust-srpm-macros            noarch 10-1.fc30                       updates  9.5 k
 shared-mime-info            x86_64 1.13.1-1.fc30                   updates  316 k
 sqlite-libs                 x86_64 3.26.0-6.fc30                   updates  537 k
 systemd                     x86_64 241-12.git1e19bcd.fc30          updates  3.8 M
 systemd-libs                x86_64 241-12.git1e19bcd.fc30          updates  504 k
 systemd-pam                 x86_64 241-12.git1e19bcd.fc30          updates  157 k
 systemd-rpm-macros          noarch 241-12.git1e19bcd.fc30          updates   22 k
 tzdata                      noarch 2019b-1.fc30                    updates  425 k
 util-linux                  x86_64 2.33.2-2.fc30                   updates  2.4 M
 vim-minimal                 x86_64 2:8.1.1912-1.fc30               updates  592 k
 zlib                        x86_64 1.2.11-18.fc30                  updates   91 k
 zstd                        x86_64 1.4.2-1.fc30                    updates  371 k
 wslu                        noarch 2.3.1-1                         whitewaterfoundry_wslu
                                                                             249 k
Installing dependencies:
 libevent                    x86_64 2.1.8-7.fc30                    updates  231 k
 libssh-config               noarch 0.9.0-5.fc30                    updates   11 k
 linux-atm-libs              x86_64 2.5.1-25.fc30                   updates   35 k
 openssl                     x86_64 1:1.1.1c-6.fc30                 updates  634 k
 whois-nls                   noarch 5.5.1-1.fc30                    updates   33 k
 xkeyboard-config            noarch 2.26-2.fc30                     updates  837 k
 libsecret                   x86_64 0.18.8-1.fc30                   fedora   152 k
 unbound-libs                x86_64 1.8.3-4.fc30                    fedora   465 k
Installing weak dependencies:
 gnupg2-smime                x86_64 2.2.17-1.fc30                   updates  251 k
 iproute-tc                  x86_64 5.2.0-1.fc30                    updates  389 k
 libxcrypt-compat            x86_64 4.4.8-1.fc30                    updates   96 k
 mkpasswd                    x86_64 5.5.1-1.fc30                    updates   39 k
 python3-pip                 noarch 19.0.3-3.fc30                   updates  1.8 M
 rpm-plugin-systemd-inhibit  x86_64 4.14.2.1-5.fc30                 updates   19 k
 deltarpm                    x86_64 3.6-29.fc30                     fedora    77 k
 libxkbcommon                x86_64 0.8.3-1.fc30                    fedora   108 k
 openssl-pkcs11              x86_64 0.4.10-1.fc30                   fedora    60 k
 pinentry                    x86_64 1.1.0-5.fc30                    fedora    90 k
 python3-dbus                x86_64 1.2.8-5.fc30                    fedora   127 k
 python3-setuptools          noarch 40.8.0-1.fc30                   fedora   636 k
 python3-unbound             x86_64 1.8.3-4.fc30                    fedora    96 k

Transaction Summary
===================================================================================
Install   21 Packages
Upgrade  100 Packages

Total download size: 63 M
Is this ok [y/N]: y

～省略～

  xkeyboard-config-2.26-2.fc30.noarch
  libsecret-0.18.8-1.fc30.x86_64
  unbound-libs-1.8.3-4.fc30.x86_64

Complete!
</code>
</WRAP>