hardware:electronic_circuit:capacitor

コンデンサ (Capacitor)

コンデンサ (独: Kondensator、英: capacitor) は、電気(電荷)を蓄えたり、放出したりする電子部品である。キャパシタとも呼ばれる。

コンデンサの特性を表す基本的な数値は、静電容量(キャパシタンス/英: capacitance)である。静電容量の値は、一般に国際単位系 (SI) のファラド (記号: F) を用いて表される。コンデンサの機能はバッテリーと似ているが、コンデンサの静電容量はマイクロファラド (µF = 10−6F) やピコファラド (pF = 10−12F) のオーダーのものが多く、ごくわずかな量の電荷しか蓄えることしかできない。代わりに、応答速度が早いため、瞬間的な電流の変化 (例えば、雷サージなど) に対する応答を制御する場合や、交流電流を変化させたい場合などに用いられる。ただし、電気二重層コンデンサのような、従来のコンデンサと比較すると桁違いに大きな静電容量をもつものも存在し、それらは二次電池として利用することができる。

その他の特性としては印加できる電圧(耐圧)が挙げられる。耐圧は用途に応じ、微小電力機器用の 2.5 ボルト程度のものから、高電圧発生用などに使われる 10 キロボルト程度のものなど、様々である。また、理想的な特性からどの程度外れているかを示す、等価回路における、直列の誘導性を示す値と直列並列それぞれの抵抗値などがある。

コンデンサ - Wikipedia より
ファラド - Wikipedia も参照

  • hardware/electronic_circuit/capacitor.txt
  • 最終更新: 2022/01/15 20:16
  • by ともやん