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linux:rsync [2020/08/14 08:42] – [ローカルフォルダ → リモートサーバ の転送] ともやん | linux:rsync [2020/08/14 08:49] – [ローカルフォルダ → ローカルフォルダ (ディスク間コピーなど)] ともやん | ||
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行 4: | 行 4: | ||
ここでは、rsyncとsshを利用してリモートサーバのバックアップを取る方法を説明する。\\ | ここでは、rsyncとsshを利用してリモートサーバのバックアップを取る方法を説明する。\\ | ||
rsyncは指定されたフォルダ間の同期を高速に行うことができる。sshを利用するとリモートサーバとの間でフォルダの同期処理を行える。\\ | rsyncは指定されたフォルダ間の同期を高速に行うことができる。sshを利用するとリモートサーバとの間でフォルダの同期処理を行える。\\ | ||
+ | |||
+ | ==== ローカルフォルダ → ローカルフォルダ (ディスク間コピーなど) ==== | ||
+ | **ローカルフォルダ -> ローカルフォルダ** の転送は、以下の形式となる。\\ | ||
+ | <WRAP prewrap 100%> | ||
+ | < | ||
+ | $ sudo rsync -avP --delete --copy-links / | ||
+ | </ | ||
+ | </ | ||
+ | **-a** 元のパーミッションやグループなどを保持したまま同期\\ | ||
+ | **-v** 処理中のファイル名を表示\\ | ||
+ | **-P** 進行状況を表示\\ | ||
+ | **--delete** コピー元で削除されたファイルは、コピー先でも削除\\ | ||
+ | **--copy-links** シンボルリンク先のファイルをコピー\\ | ||
+ | -z データを圧縮する(ローカルコピーでは速度が低下するので指定しない)\\ | ||
==== ローカルフォルダ → リモートサーバ の転送 ==== | ==== ローカルフォルダ → リモートサーバ の転送 ==== | ||
行 16: | 行 30: | ||
**-z** データを圧縮する(回線が遅い場合などに使用)\\ | **-z** データを圧縮する(回線が遅い場合などに使用)\\ | ||
**--delete** コピー元で削除されたファイルは、コピー先でも削除\\ | **--delete** コピー元で削除されたファイルは、コピー先でも削除\\ | ||
- | **--copy-links** シンボルリンク先のファイルをコピー\\ | ||
**-e ssh** リモートシェルを指定\\ | **-e ssh** リモートシェルを指定\\ | ||
+ | |||
==== リモートサーバ → ローカルフォルダ のバックアップ ==== | ==== リモートサーバ → ローカルフォルダ のバックアップ ==== | ||
**リモートサーバ -> ローカルフォルダ** のバックアップは、以下の形式となる。 | **リモートサーバ -> ローカルフォルダ** のバックアップは、以下の形式となる。 |