c_cpp:owl

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OWLNext - Borland C++ Object Windows Library

本家: OWLNext: C++ Application Framework download | SourceForge.net
ソースコード: OWLNext: C++ Application Framework / Code / [r4623] /trunk
Wiki: OWLNext: C++ Application Framework / Wiki / Main_Page

OWLNext は、Microsoft Windows の標準 C++ で GUI アプリケーションを作成するための BorlandObject Windows Library の最新のアップデートおよび拡張機能である。幅広い最新のコンパイラをサポートする OWLNext は、Borland C++ で記述されたレガシー OWL アプリケーションの移行パスを提供する。OWLNext は、ユーザーコミュニティによって維持およびサポートされている。

OWLNext は、Embarcadero Technologies が所有する著作権で保護されたソフトウェアである Object Windows Library (OWL) に基づいている。(2008 年に CodeGear 部門の一部として Borland Software Corporation から取得)。したがって、OWL 5 を使用する権利を付与する Embarcadero の C++ Builder 製品のいずれか、または Borland C++ などの以前のレガシー製品のライセンスが必要である。

ということで、私はレガシー Borland C++ の正規ユーザーなので、OWLNext を Visual Studio 2019 でビルドしてみたいと思う。
ちなみに私が Borland C++、C++ Builder を愛用していたのは 1996 年頃のまだ学生時代で、高校の頃に秋葉で Turbo C++ for Windows を買ってきて以来、Borland C++、C++ Builder とバージョンアップし続けたのを思い出します。
当時は Win16、Win32s と言っていた Windows 3.1 の全盛期であった。

OWLNext: C++ Application Framework download | SourceForge.net より最新の以下の物を入手する。(2019/09/15 現在)

OWLNext を利用するには OWLNext: C++ Application Framework / Wiki / Installing_OWLNext の手順に従って事前にライブラリをビルドする必要がある。

source/owlnext-6.44.zip (ソース一式) を適当なフォルダに回答する。(ここでは C:\OWLNext とする)

tools/OWLMaker.zip (ビルドツール OWLMaker.exe) も適当なフォルダに解凍する。

OWLMaker.exe を実行する。(About OWLMaker は [×] で閉じる)
OWLMaker 001

[Tool] - [OWLMaker Wizard..] を選択し OWLNext を解凍した📁フォルダー (C:\OWLNext) を指定して [次へ] をクリックする。
OWLMaker 002

今回は Visual Studio 2019 を選択してルートロケーションは C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC を指定し [次へ] をクリックする。
OWLMaker 003

Modules は必要なものを全て選択して [次へ] をクリックする。
OWLMaker 004OWLMaker 005

build options はデフォルトのまま [次へ] をクリックする。
OWLMaker 006

start the build process で [完了] をクリックするとビルドが開始される。
OWLMaker 007

5,000 ファイルほどビルドするので、環境にもよるが約 30 分ほどかかる。
OWLMaker 008

  • c_cpp/owl.1568489007.txt.gz
  • 最終更新: 2019/09/15 04:23
  • by ともやん