目次
ディスクの初期化
フロッピー編
Linuxでフロッピーをフォーマットするには、以下の手順で行う。
1. 物理フォーマット(low level format)を行う
# fdformat /dev/fd0u1440 両面, 80 トラック, 18 セクタ/トラック。合計容量 1440 kB。 フォーマットします ... 終了 照合します ... 終了
2. 論理フォーマット(logical format)を行う
論理フォーマットはファイルシステムを構築する作業である。
# mkfs -t msdos /dev/fd0 mkfs.msdos 3.0.0 (28 Sep 2008)
MO編
パーティション削除
# fdisk /dev/sde
pコマンドで領域を表示してdコマンドで領域を削除する。
ハードディスク編
1. パーティション(partition)の作成
パーティションとはディスク内の区画のことである。パーティションには基本パーティション(primary partition)と拡張パーティション(extended partition)がある。
基本パーティションは、OSが起動可能なパーティションを作成する場合に選択する。このパーティションは、同一ディスク内に最大で4つまで作成することができる。
拡張パーティションは、その領域をさらに複数の論理的なパーティションに分割することができる。4つよりも多くの区画が必要な場合に選択する。ただし、起動可能なパーティションとすることができない。
設定したパーティション情報は、ディスク内のパーティション テーブル(partition table)と呼ばれる領域に書き込まれる。
書式:
fdisk [-u] [-b sectorsize] [-C cyls] [-H heads] [-S sects] device fdisk -l [-u] [device ...] fdisk -s partition ... fdisk -v
# fdisk /dev/hda
2. ファイルシステム(file system)の作成
ディスク内の区画設定を行った後に、その区画ごとにファイルシステムの作成を行う。