Get-ExecutionPolicy / Set-ExecutionPolicy

Get-ExecutionPolicy / Set-ExecutionPolicy

コンピューターの PowerShell 実行ポリシーを取得/設定する。
動作: Windows/Linux

Windows

$ Get-ExecutionPolicy

RemoteSigned

$ Get-ExecutionPolicy -List

        Scope ExecutionPolicy
        ----- ---------------
MachinePolicy       Undefined
   UserPolicy       Undefined
      Process       Undefined
  CurrentUser       Undefined
 LocalMachine    RemoteSigned

Linux

$ Get-ExecutionPolicy

Unrestricted

$ Get-ExecutionPolicy -List

        Scope ExecutionPolicy
        ----- ---------------
MachinePolicy    Unrestricted
   UserPolicy    Unrestricted
      Process    Unrestricted
  CurrentUser    Unrestricted
 LocalMachine    Unrestricted

Windows

$ Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

or

$ Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope LocalMachine

Linux

$ Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

Set-ExecutionPolicy: Operation is not supported on this platform.

実行ポリシーを指定する。グループポリシーがなく、各スコープの実行ポリシーが Undefined に設定されている場合、Restricted がすべてのユーザーに有効なポリシーになる。

ポリシー	説明
AllSigned	ローカルコンピューターで記述されたスクリプトを含む、すべてのスクリプトと構成ファイルが信頼できる発行元によって署名されている必要がある。
Bypass	何もブロックされず、警告もプロンプトも表示されない。
Default	デフォルトの実行ポリシーを設定する。Windows クライアントの場合は Restricted、Windows Server の場合は RemoteSigned。
RemoteSigned	インターネットからダウンロードしたすべてのスクリプトと構成ファイルは、信頼できる発行元によって署名されている必要がある。Windows Server の既定の実行ポリシー。
Restricted	構成ファイルをロードしたり、スクリプトを実行したりしない。Windows クライアントの既定の実行ポリシー。
Undefined	スコープに実行ポリシーは設定されていない。グループポリシーによって設定されていないスコープから、割り当てられた実行ポリシーを削除する。すべてのスコープの実行ポリシーが Undefined の場合、有効な実行ポリシーは Restricted。
Unrestricted	PowerShell 6.0 以降、これは Windows 以外のコンピューターのデフォルトの実行ポリシーであり、変更できない。すべての構成ファイルをロードし、すべてのスクリプトを実行する。インターネットからダウンロードした未署名のスクリプトを実行すると、実行する前に許可を求められる。

実行ポリシーの影響を受けるスコープを指定する。デフォルトのスコープは LocalMachine。

スコープ	説明
MachinePolicy	コンピューターのすべてのユーザーに対してグループポリシーによって設定されます。
UserPolicy	コンピューターの現在のユーザーのグループポリシーによって設定されます。
Process	現在のPowerShellセッションのみに影響します。
CurrentUser	現在のユーザーのみに影響します。
LocalMachine	コンピューターのすべてのユーザーに影響するデフォルトのスコープ。