ログイン関連
一時的にユーザを切り替える[su -]
suコマンドはユーザを切り替えて新たなシェルを起動する。
注意:
rootになる際に[su -]の[-]を付け忘れると、現在のユーザの環境が引き継がれてrootに切り替わる。
その為、スーパーユーザなのにcommand not foundと言われることになる。
書式:
su [-flmp] [-c command] [-s shell] [-] [--help] [--version] [user [arg...]]
オプション | 説明 |
---|---|
-c command | ユーザ切り替え後にcommandを実行して元のシェルに戻る。 |
-f | スタートアップファイル(.cshrc)を読み込まない。 |
-, -l | ログインシェルを使用しユーザを切り替える。指定したユーザの環境がロードされる。 |
-m, -p | 環境変数‘HOME’、‘USER’、‘LOGNAME’、‘SHELL’を変更しない。 |
-s shell | /etc/passwdに設定されたuserのシェルの代わりにshellを実行する。 |
–help | 使用方法を表示する。 |
–version | バージョンを表示する。 |
user [arg…] | userを指定する。argはログインシェルに渡す引数を指定する。 |
実行例:
$ su - <- userが未指定なのでrootになる。 パスワード: ********** <- パスワードは表示されない。 # exit <- 終了するには exit または logout を入力する。 logout