linux:commands:login

ログイン関連

suコマンドはユーザを切り替えて新たなシェルを起動する。

注意:
 rootになる際に[su -]の[-]を付け忘れると、現在のユーザの環境が引き継がれてrootに切り替わる。
 その為、スーパーユーザなのにcommand not foundと言われることになる。

書式:

su [-flmp] [-c command] [-s shell] [-] [--help] [--version] [user [arg...]]
オプション説明
-c commandユーザ切り替え後にcommandを実行して元のシェルに戻る。
-fスタートアップファイル(.cshrc)を読み込まない。
-, -lログインシェルを使用しユーザを切り替える。指定したユーザの環境がロードされる。
-m, -p環境変数‘HOME’、‘USER’、‘LOGNAME’、‘SHELL’を変更しない。
-s shell/etc/passwdに設定されたuserのシェルの代わりにshellを実行する。
–help使用方法を表示する。
–versionバージョンを表示する。
user [arg…]userを指定する。argはログインシェルに渡す引数を指定する。

実行例:

$ su -                 <- userが未指定なのでrootになる。
パスワード: ********** <- パスワードは表示されない。
# exit                 <- 終了するには exit または logout を入力する。
logout
  • linux/commands/login.txt
  • 最終更新: 2019/05/18 02:23
  • by 非ログインユーザー