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TortoiseHg - Mercurial 分散型バージョン管理システム用ツール
TortoiseHg とは、Microsoft Windows(Windows Explorer とダイレクトに統合)、Mac OS、Linux 等で実行可能な Mercurial の GUI フロントエンドである。
PyQt(Windows シェル拡張を除く)で記述されている。
Microsoft Windows で Mercurial を使用する場合に推奨されている。
GNU General Public License の下でリリースされたフリーソフトウェアである。
TortoiseHg は、Git サーバのクライアントとして使用可能である。
TortoiseHg - Wikipedia より
TortoiseHg のインストール
TortoiseHg を以下のページよりダウンロード
- tortoisehg-x.x.x-xxx.msi をダブルクリックして実行し、[Next]ボタンをクリックして行きインストールする。
- ポップアップメニューを日本語化するために、インストール先のregファイル(*1)を実行する。(ログオンし直すか再起動すると日本語化される)
*1 regファイルパスC:\Program Files\TortoiseHg\i18n\cmenu\thg-cmenu-ja.reg
ファイル名をutf-8で扱うように設定
設定ファイルの編集
以下のファイルにエディタで追記する。
> notepad %USERPROFILE%\mercurial.ini
# Generated by TortoiseHg settings dialog [tortoisehg] ui.language = ja [ui] username = TomoYan <tomoyan@example.com> [extdiff] cmd.winmergeu = C:\Tools\WinMerge\WinMergeU.exe opts.winmergeu = /r /e /x /ub [extensions] extdiff =
Mercurial のエンコードを UTF-8 に設定
- SystemPropertiesAdvanced.exe を起動する。
- 「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリックして、「システム環境変数」の「新規」ボタンをクリックする。
- 新しいシステム変数の画面に以下を入力して「OK」ボタンをクリックする。
変数名: HGENCODING 変数値: utf-8
ファイル名をutf-8で扱うように設定(hg-fixutf8 編)
※hg-fixutf8を動作させるには、TortoiseHg 2.1.4(Mercurial 1.9.3)をインストールする必要がある。(2012/05/09現在)
hg-fixutf8 の入手
- エクスプローラで C:\ を開き、右クリック [TortoiseHg] - [リポジトリのクローン…]を開く。
- [クローン]ボタンをクリックする。
設定ファイルの編集
以下のファイルにエディタで追記する。
C:\Users\username\mercurial.ini
[ui] username = TomoYan <tomoyan@example.com> [extensions] fixutf8 = C:\hg-fixutf8\fixutf8.py
Mercurial のエンコードを UTF-8 に設定
- 「コントロール パネル」-「システムとセキュリティ」-「システム」-「システムの詳細設定」を開く。
- 「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリックして、「システム環境変数」の「新規」ボタンをクリックする。
- 新しいシステム変数の画面に以下を入力して「OK」ボタンをクリックする。
変数名: HGENCODING
変数値: utf-8